“映画始め“におすすめ、心の旅を描いた感動の新作3選
故郷ポーランドへ、父と娘のちぐはぐな二人旅の行方は?
『旅の終わりのたからもの』
『旅の終わりのたからもの』
© 2024 SEVEN ELEPHANTS, KINGS&QUEENS FILMPRODUKTION, HAÏKU FILMS
ホロコーストを生き抜いて今は人生を謳歌する父と、ニューヨーク生まれでジャーナリストとして活躍はしているものの孤独を抱えた娘、そんな二人の故郷への旅をユーモアを交えながら描いたロードムービー。
『旅の終わりのたからもの』© 2024 SEVEN ELEPHANTS, KINGS&QUEENS FILMPRODUKTION, HAÏKU FILMS
1991年、ポーランド・ワルシャワ。父と亡き母の故郷であるこの地に、ニューヨーク生まれのルーシーは初めて降り立ちました。約50年もの間、祖国へ戻ろうとしなかった父・エデクも一緒です。しかし、ルーシーが列車の切符を買ったのに、エデクは「列車はノロいから嫌だ」と言い、タクシーを貸し切ってしまいます。自由に振舞う父に、ルーシーはイライラを募らせます。
『旅の終わりのたからもの』© 2024 SEVEN ELEPHANTS, KINGS&QUEENS FILMPRODUKTION, HAÏKU FILMS
ルーシーの旅の目的は、両親の故郷を訪ねて、自身のルーツや家族の歴史を知ること。エデクがかつて家族と共に暮らした家を訪ねるも、外から眺めるだけで帰ろうとするエデクに対し、ルーシーは家をノックしてしまいます。そこで目にしたものは、エデクの母が愛用していたティーセットなど、一家がナチスに連行される前に使っていた品々でした。
『旅の終わりのたからもの』© 2024 SEVEN ELEPHANTS, KINGS&QUEENS FILMPRODUKTION, HAÏKU FILMS
壮絶な過去を封印して楽しく生きていこうとする父と、家族のすべてを知りたい娘。互いの溝は深まる一方で、ついにルーシーは一人で帰ることにします。するとエデクは、ルーシーをある場所へと連れて行きますが……。故郷への旅を経て、父と娘はそれぞれ自身の過去と向き合い、相手の心の傷を知って思いやります。戦争がもたらした痛みは決して消えることはないのです。それでも新たな一歩を踏み出す二人、父子の涙と笑顔が胸に迫る感動作です。

『旅の終わりのたからもの』
2024年製作
2026年1月16日(金)よりkino cinema新宿ほか全国ロードショー
※kino cinema新宿の「e」はアキュート・アクセント付きが正式名称
配給:キノフィルムズ
© 2024 SEVEN ELEPHANTS, KINGS&QUEENS FILMPRODUKTION, HAÏKU FILMS
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構成・文
ライター中山恵子
ライター。2000年頃から映画雑誌やウェブサイトを中心にコラムやインタビュー記事を執筆。好きな作品は、ラブコメ、ラブストーリー系が多い。趣味は、お菓子作り、海水浴。
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