50代の不安・嫉妬に向き合う【瀧波ユカリさんに聞いてみた!】
「幸せの定義」一問一答
気力・体力の衰えに伴い、つい後ろ向きになってしまうこともある50代。
ポジティブに自分を肯定して幸せを感じるためのコツは?
瀧波ユカリさんにずばり、教えていただきました。
お話を伺ったのは・・・
漫画家・パブリックスピーカー
瀧波ユカリさん
1980 年生まれ。漫画家、パブリックスピーカー。主な著書に『わたしたちは無痛恋愛がしたい』『臨死!!江古田ちゃん』(ともに講談社)、『ありがとうって言えたなら』(文藝春秋)など。
心は気持ちで動かせない
心を変えたければ行動を変えて
若い頃は、幸せって追い求めて捕まえるものだった気がします。
でも今は「あるといえばある」ものだと思っていて。だったらあると思ったほうがいいじゃない?
物質的な豊かさや「夫がもっとこうだったら〜」「お金があれば〜」と外側に求めるといつまでたっても手に入らないので、それよりは自分でできることで、自分の気持ち良さを作るほうが幸せですよね。
また、よく思うのは、心を変えたければ、「行動」を変える必要があるということ。
シンプルでわかりやすいのはやはり運動。私は運動のほかにも、メル・ロビンズという人のメソッドで、朝、鏡の中の自分とハイタッチして気持ちを上げる、という習慣を続けていますね。
それから、最近、英語を学び始めたら、すぐに記憶力がアップしたのを感じて嬉しくなりました。
学び、世界を広げ続ける人生が幸せだなと思っています。
瀧波ユカリさんのQ&A
Q. シミ、シワ、体形の変化etc. 劣化が気になって出不精に……
A. がんばり8割、あきらめ2割を肝に銘じて
気になるなら、ウォーキングでもなんでもやれることをさっさと始めましょう。立ち止まっていたら状況は悪化します。今日の自分がいちばん若い!
どうにもならない部分はあるから、がんばり8割、あきらめ2割くらいのバランスで!
Q. 50 代から婚活してもいいですか?
A. 結婚の覚悟があるならいいと思います
なぜ人に聞く(笑)。結婚となると、姓が変わるとか面倒なことがたくさんある。
今までの気ままさもなくなる。その覚悟があるならいいんじゃない?
Q. 推し活を楽しみたいけどなかなか推しができないんです
A. 他に熱中できるものがあるならいいじゃない?
私も推しはいますけど、グッズに大金を注ぎ込んだりするのはどうかな? と思ってます。他に熱中できるものがあるならそれでいい。
どうしても心のよすがが欲しいなら、屋久杉とかどうでしょう。会いに行けば楽しいし、ずっと推せるし!
Q. 子どもがいない人生を今さら後悔することが……
A. 欲張りになっているな、と気付いてください
私も「あのとき、あっちを選んでいたらどうだっただろう?」と思うことはあります。
でも、多分、あっちを選んでいたら、こっちを羨ましく思うんです。
結局、両方欲しいんですよ。そんなときは「欲張りになってるよ」と自分を戒める! 戒めてくれるもうひとりの自分を心の中に持っておくといいと思います。
Q. 50 代で管理職でもないのに職場に居続けるのは老害?
A. ロールモデルになれるんだから、辞める必要なし!
老害と言われても居座る! 管理職じゃなくても会社に居残るルートがあるんだ、と勇気付けられる人もいるから、意地でもしがみつけ!
Q. 大人なのに、友人の華やかなSNS投稿に心がざわつきます
A. 嫉妬や不安は自分が作っていると気付いて
嫉妬や不安は、自分で自分の膝の上に重い石を積んでいくようなもの。
それを止めないと、SNS以外でも同じことが起こる。5分くらいざわついたら、「あ、私、また膝の上に石を積んじゃってる!」と我に返って、散歩にでも出かけて!
Q. 定年後の夫の希望は田舎暮らし。別居婚を選んでもいい?
A. 「二拠点生活」と考えれば、楽しい気持ちになりませんか?
「別居婚」と考えるから辛い気持ちになる。二拠点生活と考えて。
自分も時々田舎暮らしが楽しめるし、夫が都会で用を足すこともあるでしょう。
田舎暮らしの大変なところは夫に任せておいしいところだけいただきましょう!
photograph: Kentaro Hisadomi edit & text: Mika Miyoshi illustration: Yukari Takinami
大人のおしゃれ手帖2026年1月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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