大串ノリコの開運アクション 10月4週目にやるべきこと
9月にご紹介した開運習慣で、運気を引き寄せるための下準備が整いました。次は、肝心の神様と仲良くなって、味方になってもらうことが大切です。仲良くなるというのは、つまり神様との信頼関係を築くということ。人づきあいと同じで、神様との関係も日頃からのコミュニケーションが重要なんです。
今月は、まずお参りすべき神社や参拝の仕方、お守りの持ち歩き方など、神様との関係をよくするための方法を紹介します。神様にいつも見守ってもらうことで、人生の転機もスムーズに乗り切れるようになりますよ。
目次
今週の開運アップアクション
おみくじを味方に
「大吉」「凶」などの結果に
一喜一憂しないこと
皆さんは、参拝したときに「おみくじ」は引きますか?
私は、月1回は必ず、参拝した神社でおみくじを引くようにしています。年に1回、初詣の時だけひく、なんてこともよく耳にしますが、進むべき道に迷ったときや、日々の行いの指針を知るためにいつだってひいていいのです。
おみくじは「大吉」「中吉」「凶」と分かりやすく吉凶判断が書かれているため、ついその結果に一喜一憂してしまいがち。でも、そこで「大吉だった! ラッキー」と喜んだり、「凶だった…」とがっかりするだけで終わってしまうのは、とてももったいないんです。
おみくじは、神様が自分に向けて出してくれたメッセージ。これからの自分に対する忠告でもあるんです。だからおみくじを引く前には、「これからおみくじを引くので、メッセージをください」と言ってから引くこと。そうすると、今の自分にぴったりのメッセージが来るんです。言ってみれば、神様に占ってもらうような感覚ですね。たった100円程度で、神様が直に占ってくれるなんて、こんなにありがたいことはないですよね。
神様からのメッセージを
細部までしっかり読み込んで
神様からのメッセージを正しく受け取るには、「大吉」「小吉」の部分だけでなく、書かれていることを読み解くことが大切です。
特に注目したいのが、おみくじに書かれている和歌。「一時の不運に騒ぎ立てず、静かに時がくるのを待ちなさい」「今は苦しいけれど、種まきの時期だから我慢すること」など、そこに最も神様が伝えたいメッセージが込められています。
大吉だとしても、「足下をすくわれないように気をつけて」といった戒めが書かれていることもあるので、吉凶にかかわらずしっかり読み込んで、自分なりに和歌の意味を考えてみるとよいでしょう。
じっくり読み返すためにも、私は神社の結び処には結ばず、持ち帰って手帳に貼り、折に触れて読み返すようにしています。大事だな、と思った部分にはマーカーで線を引いたり、書き写したりすることも。持ち帰るのに抵抗があるなら、スマホで写真に撮り、おみくじ自体は結んできてもよいでしょう。
メッセージを理解し
日頃の行動に生かしましょう
自分なりに神様のメッセージを理解したら、その後の行動に反映することも大切です。よく、凶が出て落ち込んでいる人がいますが、落ち込んでいるだけでは何も変わらないんですよね。自分はいつも凶や小吉しか出ないから、運が悪いんだ…と言う人も、おそらくメッセージをきちんと読んでいないのだと思います。
メッセージを意識しながら日々過ごしていれば、小吉が中吉になり、吉になり、そのうち大吉になるはず。ちなみに私は、「凶ばかり出る」と言われている浅草寺でも、実は大吉しか引いたことがないんです。ただ、繰り返しになりますが、大吉を出すことが大事なのではありません。神様のメッセージを理解することが目的なので、そこは忘れないでくださいね。
おみくじは、自分のことをよく分かってくれている氏神様で引くのがいいと言われていますが、旅行先などで「ここの神社いいな」と思える神社があれば、そこで引くのもおすすめします。誰しも、直感的に好きになれる神社があると思うので、そうした出会いは大切にしてくださいね。
希望の結果が出ないからと
立て続けに引くのは無意味です
ちなみにやってはいけないのは、思ったような内容のおみくじが引けなかったからといって、「もう一回」「さらにもう一回」と立て続けに引くこと。それでは意味がないので、最初に引いた内容をしっかり受け止めること。メッセージに従って行動した後に「その後の運勢が変わったかな?」と確認するために、また同じ神社のおみくじを引きに行くのはOKです。
なお、おみくじとは別に、迷う人が多い「お賽銭」についても少しお話ししておきますね。
お賽銭の額については、「ご縁(5円)がありますように」など諸説ありますが、私はあくまでも“気持ち”だと思っています。「最低でもこれくらいは入れないと」という明確なルールはなく、懐に余裕があるときなら1万円払ってもいいし、今は金銭的に厳しいな…というときは100円でも、10円でもいいと思います。
神社を維持することは、神様のお部屋を保つのと同じこと。そのためにはお金が必要ですが、無理はせず、あくまでも払える範囲の額で払うようにするといいでしょう。
大串ノリコ(おおぐし・のりこ)
1年8か月をかけて64カ国をめぐり、文化や宗教、暮らしの全く異なる世界中の手相を見ながら旅をする武者修行を敢行。その様子を綴ったブログ『世界の地図は手の中に』が旅ブログ18,000サイト中の一位に。帰国後も占いを深く学び実績を積む。東洋の占星術と呼ばれる紫微斗数や四柱推命、干支九星気学など様々な術を組み合わせて、「その人らしい生き方」を引き出すオリジナルメソッド『来照術(イルミナフォーチュン)』で幸せな人生へ導く手法を編み出し、注目を集める。テレビ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)で的確な指南が話題となり、個人の鑑定予約は4年待ち。
「GENERATIONS」の関口メンディーさんが、大串さんの指南により関口 メンディーーに改名したことでも話題!
イラスト/くぼあやこ 画像素材/PIXTA
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