家電スペシャリストが教える、花粉・ウイルスが気になる季節の
空気清浄機の上手な使いかた
目には見えない空気やにおい、そこに含まれるウイルス、微粒子、化学物質——日常生活の中で私たちが空気を意識することはほとんどありませんが、実は毎日口にしている食べ物や水よりも多く私たちの体に取り込まれているのが、この「空気」です。食べ物や水ならば生産地や銘柄、成分を自分で選んで取り入れることができますが、目に見えない空気はそうはいかない……。そこでこれからやって来る花粉シーズンに先がけ、室内の空気を清浄に保つためにの空気清浄機の上手な使いかたを家電スペシャリスト・本多宏行さんが解説します。
「室内空気質(IAQ)」って何ですか?

【室内空気質を高める「空気清浄機」の使いかた①】
室内の“空気の流れ”をしっかり読んで配置すべし!

画像出典:シャープ株式会社のホームページ(http://cs.sharp.co.jp/faq/qa?qid=126435)より
【室内空気質を高める「空気清浄機」の使いかた②】
エアコンとの空気清浄機の位置関係は季節で変えるべし!

暖かい空気は密度が低く軽いことから「下から上へ」移動する性質があります。このため冬場の暖房ではエアコンの風向きを「下向き」に設定することが多いはず。これによって床付近の冷たい空気が循環し、効率よく部屋全体を暖めることができます。この場合、空気清浄機をエアコンの真下に置いてしまうと、空気清浄機の気流とエアコンの温風がぶつかり合い、循環を妨げてしまうことになりかねません。冬場の空気清浄機は、暖房の風が直接ぶつからない場所に設置するのが正解です。

冬場とは逆に、夏の冷房は冷たい空気が下に溜まる性質を利用し、風向きを「上向き」または「水平」にして、冷気を天井付近から部屋全体に行き渡らせるのが正解です。下向きにすると部屋全体が冷えにくいばかりか足元だけが冷え、冷房病の原因にもなります。そのため、空気清浄機の設置位置も冬場とは反対に、エアコンの真下に置くようにするのがベスト。これによって空気の循環がよくなり、効率よく空気を清浄化できます。

・室内には、外からのウイルスや微粒子をできるだけ持ち込まない。
・汚れの原因の性質に合わせて空気清浄機の設置位置を変えてみる。
なども室内空気質を快適にするポイントになります。外出先から戻ったら、花粉や微粒子を外で払い落としてから入室するように心がけ、室内でダニやホコリが気になる時は「空気清浄機を床面に設置する」、反対に上へと向かっていく煙やにおいが気になる時は「空気清浄機を床よりも少し高い位置に設置する」と効果的です。
健全な室内空気質を保つために
加湿器も上手に活用を。


花粉などが気になる季節を迎える前に、
空気清浄機を上手に使ってお部屋の空気を清浄に!
【解説してくれたのは……】
家電スペシャリスト 本多 宏行さん
大手自動車ディーラーでメカニックを経験した後、1999年テックマーク入社。
幅広い家電製品の専門知識が必要となる家電製品総合エンジニアを取得し、現在、延長保証を利用した修理の精査業務で活躍。約20年にわたり、さまざまな製品の修理を検証してきた、家電修理精査のプロフェッショナル。
この記事を書いた人
エディター/ライター久武ミキ
出版社、広告会社勤務を経て独立。女性誌、専門誌などでビューティー&ウェルネス、アートを中心に、ライフスタイルにまつわる記事を多数執筆。東京と鎌倉で2拠点生活をおくる猫好き編集者。
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