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2026年2月6日(金)発売
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柄本時生さん「西遊記なのにどうして敷金礼金が出てくんの?って」
長塚圭史さんとスペシャル対談

大人のおしゃれ手帖編集部

柄本時生さん「西遊記なのにどうして敷金礼金が出てくんの?って」 長塚圭史さんとスペシャル対談

人生は冒険の連続。果てしなく感じる旅路に不安や恐れを抱いても、そこに同じ気持ちの仲間がいれば……。
俳優同士として出会い、のちに演劇作品をともに作り上げる同志となった柄本時生さんと長塚圭史さん。
2026年春、舞台の上でふたたび始まる新たな冒険に胸躍らせる、大人たちの愉しみ、そしてたくらみとは?


場の空気を一瞬で変える。
そんな明るさの持ち主

長塚圭史さん(以下、長塚) 時生くんとはじめて出会ったのは、大林宣彦監督の遺作となった映画『海辺の映画館―キネマの玉手箱』(2020年公開)で。かわいそうな目に遭う役だったんだけど、時生くんはそんな運命をパーンと笑い飛ばせるような体や声を持っていて、フッと場の空気を変える明るさがあった。その印象が強くあって、2022年の『冒険者たち 〜JOURNEY TO THEWEST』に出ていただいたんです。

柄本時生さん(以下、柄本) いやー、正直、すごく楽しかったです。子どもたちとも一緒に観られるような作品だったというのが、僕としてはすごくよかったなと。

長塚 『西遊記』を下敷きにした物語で、時生くんは三蔵法師の役。モデルとなった玄奨三蔵というお坊さんはものすごく頭がよくて、天竺(インド)まで経典を取りに行こうというくらい知に飢えた人でした。でも、『西遊記』の物語のなかでは、すぐ誘拐されたり、いろいろな場面で文句を言ったりする、わりとややこしい人なんです。

柄本 へぇー。史実と違ったんだ。

長塚 昔のテレビドラマで夏目雅子さんが演じていた印象も強いけれども、時生くんなら突き抜けてくれるんじゃないかなと思ってたら、やっぱりその通りになった。時生くんもそうだし、それぞれの俳優の持つキャラクター性が、僕には重要でした。

柄本 圭史さんの存在も、僕らの世代にとってはけっこうデカくて。神奈川芸術劇場の芸術監督になる前にも、下北沢の劇場でおもしろい取り組みをされていたりして、それこそ知に飢えた人っていうか……。

長塚 ハハハ。そう?

柄本 実際ご一緒してみると、発想がすごく跳んでて。初演の作品のなかで、行方不明になった沙悟浄を探しに行って「彼はどこかに住んでいるんじゃないか。じゃあ、敷金礼金はまだ払ってないかもしれませんね」と言う場面があったんですが、西遊記なのにどうして敷金礼金が出てくんの?って。

長塚 またマニアックな(笑)。でも、楽しかったですね。いろんな街に行って。

柄本 コロナ禍の真っ最中だったから、公演中はあんまり外には出られなかったんですけど、なにげに稽古好きのメンバーが集まってたんですよね。僕も嫌いじゃないほうで。

長塚 稽古の間だけは、皆でワイワイできたから、おもしろくやってましたね。僕も出演していたから、どうしても工作みたいに「もっとこうしよう」「こんなふうにもできないか」って考えるし、皆からもどんどんアイデアが出てくるし……。あと、お経をあげる場面。うまく決まるとめちゃくちゃカッコいいから、皆でそれを目指して一生懸命練習してたのを覚えてます。

いつも「跳んでる」圭史さんがやっぱり、ツボです

柄本 チームでやっていこうというとき、僕はあんまり工夫とかはしていなくて……とりあえず、迷惑をかけないとか、知ったかぶりはしないとか、本当、その程度です。

長塚 幅広い世代に観てもらう作品に必要なのは遊び心だから、僕ら自身が遊べる魂を持っていないと。だから、演出家の僕や共同演出の大澤くんもスタッフもキャストたちと一緒になってシアターゲーム(即興のコミュニケーション)をやってウォームアップして、なるべくフラットな関係を作る。そうして、皆が対等なんだということを体感するのが大事かなと思ってやってます。特に今度の新作では、神奈川県が闇に落ちるので。闇に落ちた「カナガワ」にさらわれた三蔵法師を、力を合わせて助けなきゃ……って、何言ってるかわからないかもしれませんけど(笑)。

柄本 そうなんですよ、何回読んでもわからない(笑)。でも、そんな跳んでる発想の圭史さんが、やっぱり僕にはツボです。

長塚 あと、柄本くんに今回もがんばってもらいたいのは、歌ですね。

柄本 ああ〜、僕は本当に歌がダメなんです……。前回も、外すときは延々と外してて。

長塚 毎回、緊張感との闘いだったよね(笑)。三蔵法師があさってのほうに行ってしまうと皆が道に迷うので、がんばって!

〔舞台〕
KAATカナガワ・ツアー・プロジェクト 第三弾
『冒険者たち 〜JOURNEY TO THE WEST〜』
『帰ってきた冒険者たち 〜闇に落ちたカナガワを救え!〜』

「ひらかれた劇場」をコンセプトにスタートしたKAATカナガワ・ツアー・プロジェクト。2022 年、23 年に続く第3 弾では、第1弾で好評を博した『冒険者たち』シリーズの新作を同時上演。三蔵法師一行は、人の姿をした「カナガワ県」の暗黒を打ち砕けるか? 県内5都市を巡るツアー公演では、ご当地ネタも披露される。

出演:柄本時生 菅原永二 佐々木春香 長塚圭史 成河
【冒険者たち ~JOURNEY TO THE WEST~】上演台本・演出:長塚圭史(原作:呉
承恩『西遊記』) 共同演出:大澤遊 音楽・演奏:角銅真実
【帰ってきた冒険者たち ~闇に落ちたカナガワを救え!~】作:長塚圭史 演出:大澤遊 
音楽・演奏:角銅真実 2月11日(水・祝)~23日(月・祝) KAAT神奈川芸術劇場
〈中スタジオ〉 ※神奈川県内5都市(横須賀、川崎、鎌倉、海老名、藤沢)を巡演

劇作家・演出家・俳優
長塚圭史さん
1975年生まれ。主宰する劇団「阿佐ヶ谷スパイダース」を拠点に、数々の作品の作・演出を手がける。2021年よりKAAT神奈川芸術劇場芸術監督。最近の作品に『花と龍』(演出・出演)、舞台『チ。―地球の運動について―』(脚本)、『さらば黄昏』(作・演出・出演)。

俳優
柄本時生さん
1989 年生まれ。2003 年映画Jam Films S『すべり台』(主演/2005年公開)のオーディションに合格し、デビュー。最近の出演作にNHK 連続テレビ小説『ばけばけ』、ドラマ『シバのおきて〜われら犬バカ編集部〜』、アニメ映画『果てしなきスカーレット』など。


photograph: Yusuke Shirai styling: Emiko Yano( 柄本さん) hair & make-up: Yuka Sumimoto[MARVEE] text: Michiko Otani

大人のおしゃれ手帖2026年2月号より抜粋
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