年を重ねた今だから刺さる、少年少女のピュアな恋を描いた名作映画3選
永遠の愛を誓うため、ベニスへ。13歳の少年少女の旅を描いた純愛物語
『リトル・ロマンス』
『リトル・ロマンス』© 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
『マイ・ガール』より少し年齢が上がり、13歳の少年少女の恋を描いたのが『リトル・ロマンス』です。フランス人の少年ダニエル(セロニアス・ベルナルド)と、パリ在住のアメリカ人の少女ローレン(ダイアン・レイン)は、ベルサイユ宮殿で出会います。二人とも賢さゆえに同年齢の友人からは浮いた存在であったため、たちまち意気投合し、恋が芽生えますが、ローレンはアメリカに帰国しなければならなくなり……。
そんな二人は、物知りの老人、ジュリアス(ローレンス・オリビエ)が教えてくれた愛の伝説を実行することにします。それは、“サンセット・キスの伝説”。ベニスの運河にかかる「ためいきの橋」の下で、日没の時刻にキスをした恋人たちは永遠に結ばれるというものです。
二人はジュリアスとともに競馬へ行き、なんとか旅の資金を手にすると、パリからベニスへ向かいます。しかし、ローレンが誘拐されたとして捜査が開始されてしまい……。
『リトル・ロマンス』© 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
13歳にしてはませているような、でもやっぱり子どもらしいというか、多感で勢いだけはあるこの年頃の微妙な感覚を爽やかに、かつスリリングに描いた楽しい作品です。二人でゴンドラに乗り、願いを叶えるシーンがロマンティック!
『リトル・ロマンス』© 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
ローレンを演じたのは当時14歳のダイアン・レインで、本作が映画デビュー作です。美形で利発そうで愛らしくて、この後、美少女スターとして一世を風靡したというのも納得です。
レインは、『運命の女』や『トスカーナの休日』など数々のヒット作を経て、60代を迎えた現在も相変わらずの美貌で活躍しています。

『リトル・ロマンス』
1979年製作
権利元:ワーナー ブラザース ジャパン合同会社
DVD発売元・販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
© 1979 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
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構成・文
ライター中山恵子
ライター。2000年頃から映画雑誌やウェブサイトを中心にコラムやインタビュー記事を執筆。好きな作品は、ラブコメ、ラブストーリー系が多い。趣味は、お菓子作り、海水浴。




