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2026年3月号

2026年2月6日(金)発売
特別価格:1730円(税込)  
表紙の人:永作博美さん

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【更年期×東洋医学で解決!】めまい、頭痛、肩こりを招く「寒暖差疲労」は“目のケア”と“睡眠ケア”で予防

TSUBO

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真冬の寒さと春本番の暖かさを、行ったり来たりする季節となりました。
この激しい寒暖差が原因となる「寒暖差疲労」、実は更年期に現れやすい不調のひとつなのですが、意外にもその予防に目のケア睡眠ケアが有効なのです。その理由と養生法を、東洋医学の視点からご紹介しましょう。

「寒暖差疲労」とは?なぜ更年期に多くなるの?

2月も中旬になると「三寒四温(さんかんしおん)」の季節となります。この時期は日本列島に低気圧と高気圧が交互にやってきて、寒くなったり暖かくなったりを周期的に繰り返すことから「3日寒い日が続いた後に4日暖かい日が続き、再び3日寒い日が続く」という意味でこう呼ばれるのですが、今年はその寒暖差が大きくなる見通し。真冬の寒さから一気に春本番のような暖かさへと気温が急上昇する予測もあり、1週間の中で10〜15°C前後も変動する可能性がありそうです。

寒暖差が激しくなると、体内の血管の伸縮も激しくなるもの。私たちの体は暖かくなると血管を拡張させ、寒くなると血管を収縮させて体温調節をしていますが、これは自律神経によってコントロールされています。そのため寒暖差が激しくなればなるほど自律神経が働きっぱなしになり、やがて自律神経が疲弊。これを「寒暖差疲労」と言い、主に次のような不調が多く見られます。

◉めまい・耳鳴り
血管の伸縮がうまく行かないために、脳や耳周辺の血流が一時的に不安定になってめまいが起こる場合が。また、内耳周辺の血流が悪化して聴力が低下し、脳がこれを補おうと耳の感度を上げるために雑音が増えて耳鳴りが起こりやすくなることも。

◉頭痛・肩こり
首筋から後頭部にかけての血管がガチガチに収縮すると、締めつけられるような頭痛の原因に。また、血管の収縮によって筋肉の血行が悪くなると、肩こりを招くことも。

◉突然の動悸・息切れ
自律神経がうまくコントロールできず、過剰に緊張状態になって急に心臓がバクバクしたり、息を深く吸い込めなくなったりすることが。

◉冷えのぼせ
血管のコントロールが乱れることで、急激な発汗の後で急激に血管が収縮して体が冷える「冷えのぼせ」が多くなりやすい。

◉メンタルのアップダウン
自律神経が不安定になるためにイライラしやすくなったり、不安感や無気力感などが現れやすくなったりと、メンタル面のアップダウンが強くなる。

更年期世代は血管の弾力性を保つ女性ホルモン(エストロゲン)が減少しているため、血管が硬くなりやすい傾向があります。ここに激しい寒暖差が加わると、血管が収縮したままなかなか戻らなくなったり、過敏に反応してガチガチに硬化してしまったりする場合も。こうなると血液が末梢まで届きにくくなるので、脳は血流を促進しようと血圧を高めてしまい、血圧の乱高下やさらなる寒暖差疲労の悪化を招くこともあるのです。

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この記事を書いた人

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライター TSUBO

国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO

健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。

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Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/

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