【更年期×東洋医学で解決!】めまい、頭痛、肩こりを招く「寒暖差疲労」は“目のケア”と“睡眠ケア”で予防
食事、目のケア、睡眠ケアで肝の高ぶりを抑えよう

エンジンの空焚きを防ぐにはガソリン補給が欠かせないように、肝の高ぶりを抑えるには肝血(=肝の血)を補って蔵血をサポートすることが重要。そこで食事面では、いか、たこ、赤貝、牡蠣、レバー、たまご、くこの実などの肝血を補う食材をよくとるようにするといいでしょう。
また、蔵血の不足を防ぐためには肝血を消耗しないことも大切であり、そのためには目を酷使しないことがポイントとなります。なぜなら肝の働きは目と直結しており、目を酷使すると肝血をダイレクトに消耗してしまうため。特にスマホやPCを長時間見続けることは、肝血を消耗する大きな要因となります。目の酷使を防ぐ次のセルフケアをとり入れて、肝血の消耗を抑えましょう。
◉「20-20-20ルール」で目を休ませる
「20-20-20ルール」とは米国眼科医会が推奨している目を休ませる方法で、20分に1回、20フィート(約6m)以上遠くを、20秒間見つめるというもの。デジタル眼精疲労を抑える効果があり、目の酷使による肝血の消耗を軽減することも期待できます。
◉画面までの距離を離す
スマホやPCの画面が近すぎると、肝血の消耗も著しい状態に。スマホ画面は30cm以上、PC画面は50cm以上目から離すように意識し、離すことで見づらくなる場合はフォントサイズを上げるなどの調整をしましょう。
◉「攅竹(さんちく)」のツボを押す
眉頭の少しへこんだ部分にあるツボで、目の周りの筋肉の緊張をやわらげることができます。目を閉じ、親指をツボに当てて、頭の重みを指に預けるようにして下からゆっくりと押し上げて。目の疲れを感じるときや視界がぼやけるとき、のぼせるときやイライラするときなどに押すといいでしょう。
さらに、肝の蔵血が行われる深夜1~3時に熟睡できるように、睡眠の質を高めるセルフケアもおすすめ。スマホやPC画面のブルーライトは睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を抑制して睡眠の質を下げると言われているので、ブルーライトを抑えた「夜間モード」や「目の保護モード」「ダークモード」などを日中から常用する、ブルーライトカットメガネや画面保護フィルムなどで物理的にもブルーライトを遮断する、23時以降はスマホやPCをOFFにするなどの対策を行うといいでしょう。
この時期の体への“ガソリン補給”は、春先に乱れがちな自律神経の安定につながるはず。早めにメンテナンスしておきましょう。
画像素材/PIXTA
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/
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