【50代の京都旅】 嵐山「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」至福ステイ&「福田美術館」で近代日本画を堪能
嵐山の美しい自然と日本美術のマリアージュ

ニュートラルな自分に整えてくれるようなウェルネスな時間を過ごした「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」をあとにして徒歩数分で「福田美術館」へ。
ミュージアムカフェ「パンとエスプレッソと 福田美術館」からは、奈良美智(よしとも)さんの立体作品《Long Tall Peace Sister, 2024》(2024)と渡月橋をいっぺんに楽しめます。
オーダーした「お味噌の豆乳カプチーノ」は、白味噌の甘みがとろりと広がる、スープのような新作ドリンク(コーヒーは入っていません)。

現在は、展覧会「昭和100年記念 あの頃は ~栖鳳・魁夷・又造らが起こした昭和の風~」が開催中(4月12日・日まで)です。

昭和という時代を、竹内栖鳳(せいほう)や横山大観、加山又造をはじめとする日本画家たちの作品100点を通して映し出す展示。
私はここ数年、近代の日本画の魅力に気づきました。日本画の定義は難しいようですが、基本的に岩絵具という鉱物の粉が使われています。
粉なので、黄色と青を混ぜても、緑にはならない!(伝わります?)近代に入ると、洋画的な表現を取り入れながらも、単に混ぜただけでは色の変わらない伝統の画材で試みたりしているわけです。
近代日本画には、伝統と革新が詰まっていると思います。

とくに昭和は、戦争と復興、高度経済成長やバブル景気など目まぐるしく変化した激動の時代。そうした世相の変化は、画家たちの作品にも大きな影響を与えたようです。
こちらの「悠(ゆう)」は杉山寧(やすし)による昭和38年(1963)の作品ですが、ひとつ前の写真左の「慈悲光(じひこう)」も、同じく杉山寧の昭和11年(1936)の作品。
戦前と戦後で、作風も画題もガラッと変化していることがよくわかります。

作品の解説と発表年に起きたできごとが並べて展示されていて、時代感がよりリアルに体感できます。

のびやかで楽しそうな雰囲気で私のお気に入りの一枚、橋本関雪(かんせつ)の「群仙図」(後期展示では後面の「牧童図」を展示、昭和時代)をはじめ、初公開作品も多数。
福田美術館、日本画好きにはたまらないはず!

ちなみにこれまたすぐ近くにある「嵯峨嵐山文華館」が立つ場所は、小倉百人一首誕生の地とされています。毎年「ちはやふる小倉山杯」という百人一首の大会が開かれているそう。

こちらでは現在、企画展「絵と書で楽しむ百人一首の世界」が開催されているので、併せてどうぞ(4月12日・日まで)。

4月25日(土)から、福田美術館では展覧会「若冲にトリハダ! 野菜もウリ!」(7月5日・日まで)、嵯峨嵐山文華館では企画展「それいけ! 応挙塾 ー円山応挙とその弟子たちー」(9月27日・日まで)が開催されるようです。
うわ〜、これは必見。嵐山に行かなくちゃ!
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