いつもそばに猫がいた。猫好きさん必見のハートウォーミング映画4選
『ルー、パリで生まれた猫』© 2023 MC4–ORANGE STUDIO–JMH & FILO FILMS
2月22日は「猫の日」ということで、かわいい猫たちが登場する映画に注目。人々の傍らにはいつも猫がいて、日々、癒やされたり、共に成長したり。人と猫が織りなす心温まる作品を紹介します。
目次
子猫との出会いを通じて、大人の階段を上る少女の姿を描いた感動作
『ルー、パリで生まれた猫』

パリのアパルトマンに暮らす10歳の少女クレムは、屋根裏で生まれたばかりのキジトラの子猫を見つけ、ルーと名付けて飼い始めます。夏、クレムは両親とルーと共に森の別荘へ。好奇心いっぱいのルーは、初めて目にする豊かな自然に吸い寄せられるように駆け出していきます。
楽しい夏が終わってまもなく、両親から離婚することを聞かされたクレムは、心を痛めます。そんなときに心の支えになったのが、ルーとのひとときでした。
季節が変わり、母とルーと再び森の別荘へ向かったクレム。ルーは再び森へと駆け出していき……。

窓の外に見える鳩を狙おうとしたり、びっくりして逃げたり、木登りをしたり、幼いルーの行動が本当にかわいらしい! 動物映像監督とフランスの動物トレーナーの第一人者による、猫たちの自然でドラマティックな映像は必見です。

そして、ただ子猫がかわいいだけの映画ではないのが本作の魅力。子猫のルーは森を知り、白猫と出会い、一気に成長していきます。クレムをあっという間に追い越してしまうのです。ルーが本能的に何を望んでいるのか、クレムも薄々気付いていますが、やはりパリで一緒に暮らし続けたい。クレムもまた葛藤しながら成長していきます。

別荘のお隣さんで、クレムが「魔女」と恐れる孤高の女性がいます。魔女はランボーと名付けた犬と暮らしていて、自然の厳しさも熟知しており、ルーを探すクレムに寄り添います。ルーの成長がたのもしくもあり、人間の側からすれば少し寂しくもあり、そんな気持ちをクレムとともに味わいながら、彼女がどんな決断をするのか見守りたくなります。
『ルー、パリで生まれた猫』
2023年製作
DVD ¥4,290
発売・販売元:ギャガ
© 2023 MC4–ORANGE STUDIO–JMH & FILO FILMS
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構成・文
ライター中山恵子
ライター。2000年頃から映画雑誌やウェブサイトを中心にコラムやインタビュー記事を執筆。好きな作品は、ラブコメ、ラブストーリー系が多い。趣味は、お菓子作り、海水浴。





