新常識!大掃除は「秋」にする
〜トイレ・洗面台編〜
いつも通りの掃除をしていても、水まわりのにおいやぬめりがなんだか気になる、残暑の季節。
実は、夏の終わりから秋は水まわりの大掃除にぴったり。
この機会に、たまった汚れも一掃しませんか?
洗剤はこのアイテムを使います
クエン酸
シンクまわりの水アカ汚れや石けんカス、に強い酸性剤。
粉のまま使うか、水200 mLに対しクエン酸小さじ1~2で混ぜてスプレーにしても便利。
浴室用洗剤
毎日の浴室掃除にも欠かせない、浴室用洗剤。
中性タイプが安全性も高くおすすめ。
除菌効果があるものは、カビ予防に◎。
クリームクレンザー
研磨剤を含んだ、クリーム状のクレンザー。
粉のタイプに比べて、研磨力が控えめなので、傷がつきにくい。
こびりつき汚れに便利。
トイレ掃除のコツ
衣服の脱ぎ着をすることが多く、実はほこりがたまりやすい場所がトイレ。
気づかないうちに天井や壁にもうっすらとほこりが付いているので、そこからスタート。
尿石落としに使うクエン酸は、トイレのニオイ対策にも有効です。
天井まで届くモップが活躍
トイレはほこりの汚れが多いので、まずは天井からスタート。
L字に曲がるハンディモップなら、換気口のほこりもとれます。
床の巾木のほこりも、かがまないではらえるので、便利です。
尿石にはクエン酸+ペーパー
尿石にはスプレーでは薄いので、プリンのカップなどの容器にクエン酸を少量の水で溶かし、濃い溶液を作ります。
便器のフチ裏などについて、アンモニア臭の原因となるのが尿石。
クエン酸を少量の水で溶かしトイレットペーパーなどに付けて、フチ裏に貼り付けます。
1時間ほど放置してから流し、ブラシでこすります。
温水洗浄便座と便器の間も
温水洗浄便座は、ノズルだけ出すことができるので、歯ブラシなどで磨きます。
便器と便座のすき間もハブラシでこすって。
洗面台掃除のコツ
洗面台の汚れは、水アカと歯磨き粉や化粧品など粘りのある成分。
鏡や洗面ボウルなど、目に付くところを磨き上げれば、清潔感が増します。
乾拭き用の布とクリームクレンザーがあると便利です。
鏡は仕上げの乾拭きが大切
洗面台の汚れは歯磨き粉の飛び散りか水滴なので、
マイクロファイバークロスで水拭きした後、仕上げの乾拭きでピカッとするまで磨くと、
洗面所全体が清潔な印象に。
あると便利!
マイクロファイバー布巾は、拭き掃除には欠かせないアイテム。細かい繊維で汚れをかき出すうえに、水切れがよくすぐ乾きます。
みけままさんおすすめ
「仕上げ磨きには毛羽の立たない布巾がぴったり。私は無印良品の落ちワタ混ふきんを使っています。ガーゼハンカチでもOKです」
ひどい汚れにはクリームクレンザー
洗面ボウルの汚れは、水アカや化粧品類など複合的。
浴室用洗剤かクリームクレンザーを付けて、スポンジで磨き上げます。
水アカがつきやすい排水口のまわりや蛇口は念入りに。
落ちにくい水アカはクエン酸を使って。
教えてくれたのは・・・
家事代行マッチングサービス
タスカジ
みけままさん
大手ハウスクリーニング会社勤務を経て、タスカジ歴6年。
水まわりの掃除が得意で、効率的に汚れを落とし、
汚れをつきにくくして、大掃除のいらない家にするのがモットー。
撮影/近藤沙菜 文/田中絵真 協力/POLUS
※大人のおしゃれ手帖2022年10月号から抜粋
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