平野由希子さんに教わる
夏野菜をふんだんに使った料理とワインのレシピ2品
蒸し暑さで体が疲れたなと感じたら、夏野菜をふんだんに使った料理とワインを味わってみませんか?
ソムリエで料理家の平野由希子さんに楽しみ方を教えてもらいます。
教えてくれたのは・・・
料理家・ソムリエ
平野由希子さん
フランス料理をベースにしたシンプルで作りやすいレシピが人気。『ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖』(KADOKAWA)など著書多数。
*ワインは750ml、価格は輸入元希望小売価格(税込)
料理もワインもナチュラル
だから、体にもやさしい
日頃からワインを楽しんでいる平野由希子さんが紹介してくれたのは、夏野菜を使ったレシピとナチュラルワイン。
ナチュラルワインは酸化防止剤を極力使わないなど、ブドウの栽培から醸造までできるだけ自然に近い形で造られたワインです。
「ナチュラルワインは野菜とよく合います。野菜もワインも自然のものだからこそ、体の細胞に染み込んでいくようなおいしさを感じられます。
野菜そのものの味わいを引き出すよう、シンプルに料理するのがポイントです」と平野さん。
料理もワインも引き立て合う味わいで、夏の楽しみがまたひとつ増えそうです。
香辛料の香りが食欲を刺激
「夏野菜のスパイス煮」
材料[ 4人分 ]
トマト(中玉) … 3個
玉ねぎ … 1個
パプリカ … 1個
なす … 2本
ズッキーニ … 1本
オクラ … 6本
かぼちゃ … 1/8個
にんにく … 2かけ
赤唐辛子 … 1本
オリーブ油 … 大さじ4〜
クミンシード(ホール) … 小さじ2
塩 … 適量
コリアンダー(パウダー) … 小さじ2
作り方
1. トマトは湯むきし、ざく切りにする。
玉ねぎ、パプリカは2〜3cm角、なすは太いところは半割りにして2cm厚さ、ズッキーニはなすより少し薄めの輪切りにする。
オクラは塩で産毛をこすって洗い、ヘタを削ぎ切りにする。
かぼちゃは3〜4cm角に切る。
にんにくは芽をとってつぶす。赤唐辛子は半分に切って種をとる。
2. 大きめのフライパンにオリーブ油とにんにく、クミンシード、赤唐辛子を入れて火にかけ、よい香りがしてきたら、玉ねぎを入れて塩をふって炒める。
ふたをしてしんなりとしてきたら、なすを加えて塩をふって炒める。
なすに油が回ったら、ズッキーニ、パプリカ、かぼちゃ、オクラも加えて、塩をふって炒める。
3. トマト、コリアンダー、塩少々を加えてふたをして10分煮る。
ふたを外して水分を煮詰めて、塩で味をととのえる。
合わせたのは……
スパイスと野菜の風味によく合うロゼ
テヌータ・デル・コンテ マーニ・コンタディーネ[2021]
イタリア・カラブリアのテヌータ・デル・コンテが土着ブドウ品種、ガリオッポで造ったロゼワイン。
琥珀のような濃いめのピンク色で、ドライでありながら豊かな旨みがあり、スパイスが効いた料理にもよく合います。
夏は氷を入れてコップで飲んだり、カジュアルに楽しめるワイン。
¥4,290(トレジャーフロムネイチャー)
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