50代のための新・ベーシック服　11選

大人に寄り添うベーシックなアイテムを、スタイリストの石井あすかさんと編集部が大人目線で厳選。
着回しも効き、おしゃれのしやすさも叶うワードローブとは？
素材やシルエットなどのポイントも交えてご紹介します。

Item1.　上品に着られる「細糸リネンシャツ」

体型を美しく見せるために、隠れたところに絶妙なダーツを施したドルマンスリーブシルエット。
リネンの中でも特に細い糸を使用した素材でハリ感がありつつ、しなやかな風合いが特徴です。
細糸のリネンを選べば、カジュアル感も軽減でき、上品に着こなせます。

Item2.　華やかな印象をつくる「ギャザーブラウス」

前身ごろにたっぷりとギャザーが入ったシルク混のブラウスは、ギャザーの華やかさが顔回りのやせや、体型の変化までカムフラージュしてくれます。
小技の効いたトップスは、大人女性の味方に。
さらに、シルク混の肌触りのいい素材感のものを選べば、心地よさも叶います。

Item3. 着やせ効果も期待できる「ストライプブラウス」

クリーンな印象のストライプブラウスは、大人の定番として1枚は持っておきたいアイテム。
前身頃を後ろ身頃が包み込むようなオーバーラップパターンで、お尻まわりもカバーできるデザインだと一石二鳥。
Tシャツなどの上にはおって着ても、さまになります。

Item4. 顔回りをすっきり見せてくれる「スキッパーシャツ」

スキッパ―シャツとは、襟元にボタンがなく、Vネック状に首元が開いたシャツのこと。
胸元のVネックが顔回りにシャープな印象を与えてくれます。
衿を抜いて着れば、こなれ感も簡単に演出。
中にキャミソールなどを着て、肌の露出度も調整できます。

Item5. シンプルなトップスに合わせたい「ギャザースカート」

おしゃれ感が一気に出るギャザースカートはシンプルなトップスに合わせるのがおすすめ。
Tシャツやシャツなどの無地のトップスでも、ギャザースカートを合わせるだけで華やかに。
トップスも装飾的なアイテムを合わせてしまうと着太りして見えるので、コンパクトなシルエットを選んで。

Item6. オールシーズン使える「シャツワンピース」

シャツワンピースは、季節を問わず着られるほか、さまざまな着方を楽しめる万能選手。
シンプルにワンピースで、前を開けてIラインを強調した羽織に。
中に着るものを変えれば、オールシーズンおしゃれに活用できます。

Item7. カーディガン感覚で着られる「薄手のローブコート」

季節の変わり目に合わせたいローブコートは、軽やかなリネン素材やシルクのものがおすすめ。
薄手であればカーディガン感覚で使えます。

Item8. こなれ感のある万能「チュニック」

大人の定番チュニックは、一歩間違えると野暮ったい印象になりがち。
あえてビックシルエットのデザインを選んだり、今っぽさのあるアイテムを選ぶのが正解！

Item9. 令和の新定番「セットアップ」

今やセットアップは、どのブランドからも毎シーズン新作がずらりとそろうおしゃれの新定番。
組み合わせを考える手間がなくワンピース感覚で着られる便利さとセパレートで着ることでおしゃれの幅が広がる万能さがとにかく優秀。

Item10. 万能ボトムの代名詞「白のワイドパンツ」

パンツで１本は持っておきたい白パンツ。
中でもワイドシルエットがおすすめです。
色合わせの万能さで黒い服を選ぶ人が多いですが、白は黒同様にどんな色でもしっくりフィット。
しかも白いパンツをはくだけでおしゃれ感が演出できます。

Item11. おしゃれ上級者になれる「オールインワン」

コーディネートを考える手間もなく、しかも着るだけでおしゃれ上級者になれるのがオールインワンのいいところ。
たっぷりとした着幅のあるデザインと、サルエルシルエットを選べば体形を気にすることもなく着こなしが決まります。

photograph: Chiemi Nakajima
styling: Asuka Ishii hair & make-up: Chie Ishikawa
model: Kanako text: Mizuki Sakaguchi
『大人のおしゃれ手帖』2020年5月号より
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※この記事の内容及び、掲載商品の情報・価格などは2020年4月時点の情報です。販売が終了している可能性があります。ご了承ください。