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大人のおしゃれ手帖 11月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2026年11月号

2026年10月7日(水)発売
特別価格:1780円(税込) 
表紙の人:木村多江さん

2026年11月号

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【50代の大人旅/和歌山】高野山ウェルネス旅 豪華観光列車「GRAN 天空」&ラグジュアリー宿坊「恵光院」《高野山関連イベント情報も!》

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ラグジュアリーな宿坊が誘う、非日常の高野山

高野山 宿坊 恵光院01

昭和の頃には雑魚寝が当たり前だったという高野山の宿坊ですが、ここ数年で一気に様変わりしています。50ほどの宿坊のなかでも、とくに予約が取りにくいことで知られる「恵光院(えこういん)」へ。お大師さま(弘法大師 空海)がおられる奥之院に一番近い宿坊でもあります。

高野山 宿坊 恵光院02

宿泊できるのは約25室。今回は、Jr.スイート「転軸(てんじく)」に泊まりました。ラグジュアリーホテル顔負けのしつらいですが、宿坊ですので、応対にあたるのもサービススタッフではなく、若い僧侶の方々が修行の一環としてなさっています。

やはりここは修行のお山。現代的な快適性を備えながらも、凜とした空気が流れています。

高野山 宿坊 恵光院03

夕食は、高野山で古くから守り継がれてきた精進料理。

「五味」(醤油・酢・塩・砂糖・辛)「五色」(赤・青・黒・黄・白)「五法」(生・煮・焼・揚・蒸)という、古来の食養生のフレームワークに基づく、心にも体にもやさしいお料理です。

そんな精進料理の真髄を大切にしながらも、フランスのミシュラン三つ星レストランで修行を積み、国内の高級旅館でも活躍した料理長がモダンに昇華。

宿泊客以外でも、ランチ利用が可能です(要予約)。

高野山 宿坊 恵光院04

高野山を開いたお大師さまが五重塔を建立し、毘沙門天、不動明王を安置したことに始まる恵光院。かつては「廻向院」と呼ばれていましたが、江戸幕府8代将軍徳川吉宗の命により「恵光院」に改められたそう。

ご本尊に阿弥陀如来をお祀りしている本堂では、毎朝7時に勤行が行われていて、宿泊者限定で参加することができます。手を合わせているうちに、不思議と気持ちが凪(な)いでいきます。

高野山 宿坊 恵光院05

勤行のあとに毘沙門堂で行われている、護摩祈祷(ごまきとう)にも参加可能。間近に拝見させていただけることはなかなかないので、本当に貴重な機会です。流れるような美しい所作で清らかな火に供物がくべられていき、その祈りを届けるように炎が立ち上がります。

高野山 宿坊 恵光院06

ご住職がアートにも造詣が深いこともあり、寺内にしつらえられている作品も見逃せません。こちらは截金(きりがね)師・日本画家、並木秀俊さんの襖絵作品《孔雀七彩》。孔雀の羽根の金色の線は全て、細〜い金箔を貼り付けたものなんです……!

高野山 宿坊 恵光院07

恵光院では、さまざまなご祈祷や永代供養を受け付けています。最近ではペット供養もお願いすることができるようになったそう。詳しくは公式サイトへ。

恵光院
和歌山県伊都郡高野町高野山497
https://www.ekoin.jp

この記事を書いた人

編集者

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

Instagram:@asa_ship

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