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大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

2025年1月号

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桐島かれんさん BloomingLife 〜保存食づくり〜

畑の恵みを瓶の中に閉じ込めて季節をこえて味わう保存食

畑からの豊かな恵みを味わえるのも、家庭菜園の大きな喜び。
収穫のピークを迎える頃には、食べきれないほどの野菜やハーブが採れることもあります。

でも自分で育てたものだからこそ、最後まで大切に食べきりたいもの。
新鮮なうちに自家製の保存食を作って、おいしさを閉じ込めることで、いつでも旬の味を楽しめます。 

保存の方法は、塩やオイル、酢、お酒、シロップに漬けるほか、発酵、乾燥、燻製などさまざま。
いずれも冷蔵庫のなかった時代に収穫をむだなく味わうために生み出された、昔ながらの知恵ですよね。 

たとえばプチトマトやゴーヤは、塩を振ってから日当たりと風通しのよい場所に並べて天日干しに。
日本は湿気が多いので、かびが生えないよう夜は室内に取り込み、日中だけ外へ出すようにしてください。
トマトはパスタやピザ、ゴーヤは炒め物や味噌汁の具に。
セミドライにすることで甘味と旨味が凝縮し、生とはまた違ったおいしさが味わえます。

ドライトマトをオイル漬けにすれば、そのままでも手軽なおつまみに。
バゲットにのせてブルスケッタにするのもおすすめです。

そのほか、ズッキーニやナスは、焼いてガーリックと一緒にオイル漬けに。
にんじんやキュウリ、パプリカはピクルス、青じそやバジルはパスタソース…と、さまざまな保存方法を知っておくことで、食卓がより豊かになります。

作り終えたあと、色とりどりのガラス瓶が並んだ様子を眺めるのも保存食作りの楽しさですよね。 

次に家庭菜園で挑戦したいと思っているのが、「ポタジェガーデン」。

家庭菜園というと野菜やハーブだけというイメージがありますが、ポタジェガーデンは野菜と一緒にお花も植えて、実用性だけでなく見た目の美しさも楽しむもの。

海外のポタジェガーデンではひまわりやコスモス、ダリアなども植えられていて、とても自由で愛らしい雰囲気なんです。

さらに種も保管しておけば、苗を買わなくても、種まきから収穫までを自力でできるようになります。
こうして次々にトライしたいことが生まれるのも、家庭菜園の奥深さですね。


かれんさん着用:ストライプシャツワンピース¥38,500/ハウス オブ ロータス 二子玉川店

撮影/平岡尚子 文/工藤花衣
大人のおしゃれ手帖2022年11月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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