編集部員が挑戦! 30日間の「美文字」特訓
手紙はもちろん、ちょっとしたメモ書きでも、美しい文字で書いてあると印象がぐっとよくなります。
デジタル化が進んでいる今こそ、手書きのよさを見直してみませんか?
お世辞にも字がうまいとはいえない編集部員Nが、『中塚翠涛の30日できれいな字が書けるペン字練習帳 持つだけでくせ字がなおる! 美文字ペンつき 新装版』を使って、30日間の特訓に挑戦しました。
美文字の秘訣はペンの持ち方にあり
くせ字の大きな要因は、ペンの持ち方にあるといいます。
正しい持ち方をしないとペンの可動域が狭まってしまい、文字が書きづらくなるのです。
『中塚翠涛の30日できれいな字が書けるペン字練習帳 持つだけでくせ字がなおる! 美文字ペンつき 新装版』では、正しいペンの持ち方から、ひらがな、漢字、カタカナ、数字にいたるまで、文字を美しく書くコツをわかりやすく伝授します。
特別付録のくせ字がなおる「美文字ペン」は、親指、人差し指、中指の位置を教えてくれるマーク付き。
マークに指を合わせると自然と正しい持ち方になります。
右利き・左利きのどちらにも対応しているので、誰でも文字の練習ができるアイテムです。
現時点の実力は?
30日間の特訓を始める前に、まずは現時点の文字を見ていきましょう。
見本
特訓前
本書にある新年の挨拶文と同じ文章を書きましたが、見本との差は歴然。
比べてみると、文字の間隔や大きさにかなりバラつきがありますね。
それぞれの文字がまっすぐ並んでいないので、ガタガタしていてまとまりがありません。
全体的にバランスの悪さが目立っています。
「美文字ペン」のマークに指を合わせて正しい持ち方で書いてみたものの、力がうまく入りません。
ただ、このペンで文字を書いたことで、ペンを正しく持てていないことが再確認できました。
ここから30日間の特訓で、どれだけ文字が上達するか検証していきましょう。
折り返し地点に到達!
特訓開始から7日目まではとにかく「ひらがな」を書き続け、基本中の基本をおさらい。
その次は「地名」や「カタカナ」、「数字」などの練習が始まり、特訓開始から15日が経ちました。
ここで、特訓前に書いた新年の挨拶文をもう一度書いてみることに。
特訓前
15日目
比べてみると、印象が違って見えませんか?
まだまだ上手とはいえませんが、文字の間隔が空いていてとにかくバラつきが目立った特訓前よりも、15日目の方が文字にまとまりがあるように見えます。
一文字一文字を比べても、「とめ、はね、はらい」を意識して書くようになったことで、メリハリのある印象に。
ですが、全体的に右肩上がりの文字が多く、傾きがちなのが気になります。
ペンの持ち方や基本の書き方に加え、「右肩上がりになりすぎないこと」を意識して、あと半月、特訓です!
最終成果はいかに?
特訓の後半戦には、季節や基本のあいさつ文など、実践で役立つ文章の練習がラインナップ。
お手本をなぞったり真似たりしながら、丁寧な文字で書くことを心がけるように。
そして、気がつけば、『中塚翠涛の30日できれいな字が書けるペン字練習帳 持つだけでくせ字がなおる! 美文字ペンつき 新装版』で文字の特訓を始めてから30日が経過しました。
それでは、特訓前と今の文字を比較してみましょう。
特訓前
30日目
特訓前の文字と比べてみると、違いは一目瞭然ですね。
極端に右肩上がりだった文字が、まっすぐ書けるようになりました。
特訓前から15日後では一文字一文字の書き方が特に改善されていますが、30日目には全体のバランスのとり方が上達したように思います。
今回の特訓を通して、くせ字はペンを正しく持つと改善できるということが検証できました。
正しい持ち方に慣れるまでは少し時間がかかりますが、美しい文字が書けると印象がアップするだけでなく、気分もよくなります。
美文字を目指したい方は、まずはペンを正しく持ち、バランスを心がけて文字を書くように意識してみましょう!
今回の特訓で活用したのは
『中塚翠涛の30日できれいな字が書けるペン字練習帳 持つだけでくせ字がなおる! 美文字ペンつき 新装版』
¥1,400(税込)
https://tkj.jp/book/?cd=TD026217&path=&s1=
構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部
画像素材/PIXTA
※『中塚翠涛の30日できれいな字が書けるペン字練習帳 持つだけでくせ字がなおる! 美文字ペンつき 新装版』参照
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