冬が落ち込みやすくなる⁉ バナナを気分転換の味方に!
気分の落ち込みやすい冬にバナナがおすすめ⁉
12月22日は冬至。1年のなかで最も昼の時間が短い日です。一般的に冬は、日照時間が短くなるため、気分が落ち込みやすくなると言われています。その理由は、「セロトニン」の分泌量が減少すること。
セロトニンとは、 精神を安定させる働きをする脳内の神経伝達物質のひとつで、 日光を浴びることで分泌が促されるため、日照時間が短くなる冬は不足しやすくなるのです。
そんなときにおすすめなのがバナナ。セロトニンを作るためには、体内で作ることができない必須アミノ酸のひとつ、トリプトファンと、ビタミンB6、炭水化物の3つが必要不可欠。バナナには、この3つがバランスよく含まれているのです。
バナナは、冷凍保存しておくと使いやすくなる
【保存法1】つぶして冷凍
バナナ1/2本分をサランラップ®にはさんで手のひらで押しつぶし、そのままラップで包む。ジップロック®フリーザーバッグなどの保存袋に入れて、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。
【保存法2】カットして冷凍
使いやすい大きさに切り、使いやすい分量ずつサランラップ®で包み、「ジップロック®フリーザーバッグ」などの保存袋に入れて、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。
スムージーやデザート・お菓子作りに。半解凍でそのまま食べてもおいしい。ただし解凍しすぎると褐変したり水分が出てしまうので注意。カットして冷凍したものは室温に数分出す程度で、溶け過ぎないように。つぶして冷凍したものは、室温で置かなくてもすぐに使えます。デザートやお菓子作りに利用する場合は、つぶせるかたさまで室温においてから利用します。
次回は、バナナを使ったおいしいレシピをご紹介(12月28日掲載予定)。
取材協力/管理栄養士 渥美まゆ美、旭化成ホームプロダクツ 画像協力/PIXTA
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