冬に観ると感動ひとしお! ウィンタースポーツが題材の映画3選
『ICE ふたりのプログラム』🄫2017 VODOROD PICTURES LTD., ART PICTURES STUDIO LTD., FSUE VGTRK, All Rights Reserved
冬真っただ中、ゲレンデやスケートリンクで遊びたくなる季節です。そこで今回は、ウィンタースポーツを題材にした素敵な映画を3作ご紹介します。寒いときこそハートフルな映画を観て心を温めましょう。
目次
フィギュアスケートに人生を懸ける女性のラブストーリー
『ICE ふたりのプログラム』(2018年)
氷上の夢と恋を描いた映画『ICE ふたりのプログラム』が、2月17日より劇場公開中です。本作は2018年にロシアで公開されて大ヒットを記録、2020年には続編も製作されているほどの人気作なのだそう。
主人公は、幼少期からフィギュアスケート選手を夢見ているナージャ。厳しいコーチと出会い、悲しい生い立ちを乗り越え、ペア競技の選手に選ばれますが、活躍しはじめた矢先に大怪我を負ってしまいます。絶望する彼女の前に現れたのは、無鉄砲なアイスホッケー選手のサーシャ。彼のおかげで笑顔を取り戻したナージャは再びリンクに立ちますが、大会を前にして、大切な夢を選ぶか、大切な人を選ぶか、厳しい選択を迫られます。
美しくダイナミックで緊張感あふれるペアスケートのシーンに目を奪われるとともに、ナージャのひたむきさと強さに胸が熱くなります。
『ICE ふたりのプログラム』
2023年2月17日より全国公開中
ジャマイカの若者がボブスレーで冬季オリンピックに挑む
『クール・ランニング』(1993年)
常夏の島国ジャマイカの若者たちが、1988年のカルガリー冬季オリンピックにボブスレーで出場したという実話をもとにしたお話。陸上競技の有力選手デリースは、オリンピック最終予選で転倒して夢を絶たれますが、あきらめきれずに突拍子もないことを思いつきます。それは、冬の競技であるボブスレーの4人乗り競技にエントリーすること。デリースは陸上競技のライバルや友人を誘って4人チームを結成しますが、そもそもボブスレーがどんな競技かもわかっていません。それでも手押し車を使って草原で猛特訓を行い、ついに極寒のカルガリーへ。そこで初めてボブスレー用のソリに乗った彼らは、場違いだと嘲笑されますが……。
軽快なレゲエに乗せて、ノリのよい4人組の壮大な挑戦を描いた本作。カルガリーの舞台でジャマイカ流を貫こうとしたとき、彼らの中で何かが変わります。
『クール・ランニング』
ディズニープラスで配信中
いつ観てもキュンとなる、80年代のゲレンデの恋
『私をスキーに連れてって』(1987年)
スノボではなくスキー全盛期だったあの頃の、ゲレンデを舞台にしたラブストーリー。主演は撮影当時19歳の原田知世で、恋の相手役には三上博史。志賀高原や万座を舞台に、OLとスキーが得意なサラリーマンの恋を軽やかに描いています。
ロングヘアに真っ白なスキーウェアを着た原田知世がとにかくキュートで、三上博史が演じる役はオクテだけれど甘いマスクでいかにもモテそう。そんな2人が惹かれ合う姿と、挿入歌であるユーミンの「恋人はサンタクロース」「サーフ天国、スキー天国」「BLIZZARD」などの世界観が相まって、何気ないシーンでも胸がキュンとしてしまいます。バブル時代の懐かしさもありつつ、色褪せない魅力をもった作品です。
『私をスキーに連れてって』
Blu-ray ¥4,180
DVD ¥3,300
発売元:フジテレビ・小学館・ポニーキャニオン
販売元:ポニーキャニオン
構成・文/中山恵子
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
※この記事の内容および、掲載商品の販売有無・価格などは2023年2月時点の情報です。
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