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大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

2025年1月号

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植村美智子さんが読者を変身!
「こなれヘルシー」なおしゃれとは?

顔色がくすんできたり、体形が変わったりして、似合う服がわからなくなったと悩むオトナ世代のご意見をよく耳にします。おしゃれはしたいけど、「がんばってる感」は出したくない。あくまでもさりげなくおしゃれに見せたいなら、目指すのは「こなれヘルシー」。
自分にとっても周りにとっても気持ちがいい「ヘルシーさ」が、悩み多きオトナ世代にフィットするおしゃれのキーワードじゃないでしょうか。
今回は、読者モデル2人の「普段着スタイル」をベースに、個人向けスタイリングで多くの女性の支持を集める植村美智子さんがアレンジ。オトナ世代が陥りがちな危険なポイントも含め、アイテムの選び方、着こなし方をアドバイスしていただきました。

挑戦するのはこの2人

大原るみさん(ミモザ会)
56歳 160㎝

普段着はシンプル。最近はワイドデニムがお気にいりの大原さん。
「年齢を重ねて、肌がくすんで見えるからか、似合わなくなった洋服が増えてきた」のが悩みだそう。

島田康子さん
52歳 155㎝

カメラに手芸にと、多趣味の島田さん。
洋服はすべて植村さんの個人スタイリングでそろえているそう。
アドバイスを受けるようになってから、「おしゃれが楽しくなりました」

目次

植村さんから、オトナが注意したいアラートは2つ

  1. alert03 「ガーリー」のさじ加減
  2. alert04 色を味方につけてヘルシーに

alert03
「ガーリー」はさじ加減に要注意。大人は1か所!

花柄やレース、ガーリーなものもやっぱり好き。
でも「ファンシーおばさん」にはなりたくない!

〈style1〉Before

白いレースのスカートもコーディネートに少し悩んでいるという大原さん。
自分コーデは、衿元にフリルが入ったインナーをベージュのカーディガンからのぞかせて。
*すべて読者モデル私物

After
〈UEMURA Check!〉
ガーリーはスカート1か所

同じ色の組み合わせで「ガーリーは1か所」のセオリーをふまえて、植村さんがコーディネート。
ニットの選び方でもおすすめアイテムに挙がったクルーネックニットをチョイス。
素材感が立体的に見えるモヘアニットなので、のっぺりした印象にならず、レースとも好相性。

スニーカー¥24,200/ノヴェスタ(ノヴェスタジャパン)
*トップスはスタイリスト私物

〈style2〉Before

「買ってはみたものの、なんなく一軍から外れてしまった」と大原さんが持ってきてくれたのが、黒が基調の小花柄スカート。
大原さんは柄の中から白を取って、スウェットトップスをチョイス。
*すべて読者モデル私物

After
〈UEMURA Check!〉
花柄から1色選ぶならカーキ

スカートの中のカーキを取ることで、色のコントラストが付きすぎず、落ち着いた雰囲気に。
「オトナがガーリーを取り入れるときに守ってほしいのは、『ガーリーは1か所だけ!』ってことです」と植村さん。
ミリタリーテイストのトップスを合わせることで、甘辛をほどよくミックス。
*トップスはスタイリスト私物

柄の大きさで印象も変わる

「実は、小花柄ってコーディネートが難しいんですよ」と植村さん。
オトナにおすすめするなら、この写真のような大きい柄のものだそう。
「ガーリーよりもエレガントなテイストに持って行ったほうがオトナの私たちには似合いやすいんです」
*どちらも読者モデル私物


alert04
ヘルシーに見える色選び。白の選び方と今季注目色

定番の白、そして今季の注目色。
色を味方につけて、着こなしのバリエーションを増やして。

〈UEMURA Check!〉
ボトムの色を変えてヘルシー度アップ

植村さんがオトナを「こなれヘルシー」に見せるなら……とすすめてくれたのがグリーン。
中でも、島田さんが着ている淡いグリーンは、色白肌にも健康肌にも、多くの人に似合いやすいカラーだそう。
素材感に動きが出るモヘアなら、コーデ全体ものっぺりしない。

Green / Black

グリーン×ブラックなら、メリハリのある引き締まった印象にまとまる
*すべて読者モデル私物

Green / White

ボトムをホワイトにすると着こなし全体に透明感が出る。
「顔まわりを明るく見せたいと、トップスに白を選ぶ方は多いと思うんですけど、実はボトムに白を持ってきても、明るくヘルシーな印象になります」と植村さん。
*すべて読者モデル私物

〈UEMURA Check!〉
自分に似合うホワイトはどれ?

「クリーンな白から、生成りのような白まで、自分に似合う白はどのトーンなのか、まずは、鏡の前でチェックしてみて」と植村さん。
どんなタイプの人にも似合う白は?との質問には、
「選ぶなら、クリーンな白よりは、ベージュよりのオフホワイト。肌の色を選ばず合わせやすく、ぬけ感がアップします」

写真左から:ホワイトのシャツ¥30,800/レキップ、オフホワイトのシャツワンピース(スタイリスト私物)、アイボリーのシャツ¥15, 180/ポンデシャロン(ポンデシャロン鎌倉店)

今年選ぶならイエロー&グリーン

植村さんが今年おすすめのカラーは、イエロー&グリーン。
落ち着いた色味のものを選ぶとオトナにも似合いやすい。
淡い色から濃い色まで豊富に出ているので、似合う色をみつけて。
*すべて読者モデル私物

教えてくれたのは・・・
植村美智子さん

文化服装学院アパレルデザイン科卒業。アシスタント経験後1996年に独立。雑誌や広告、タレントのスタイリングなどで活動中。2010年、「Liltin' ファッションコーディネートサービス」を立ち上げ、個人向けにファッションコーディネートをアドバイスしている。 https://liltin.com/

SHOPLIST
ノヴェスタジャパン https://novesta.jp/
レキップ 03-6861-7698
ポンデシャロン鎌倉店 0467-38-6552


撮影/白井裕介 スタイリング/植村美智子
ヘアメイク/Natsu 文・編集/鈴木香里

大人のおしゃれ手帖2023年2月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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