「すっきり目覚める」ために試したいこと
これまで、枕だけで1万人のフィッティングを担当してきた睡眠のスペシャリストが提案する「快眠のために今日からできること」とは?
教えてくれたのは…
Sleepeace代表
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー
三橋美穂さん
寝苦しさや冷えを和らげリラックスできる工夫を
「大切なのは寝苦しさを和らげ、リラックス効果を高めること。
特に女性の方に心がけてほしいのは、深い眠りを妨げる〝冷え〞を予防することです。
寝室の環境を整える、身にまとうものを変える、体を温める、血流を促すなど、工夫やアイテムを利用するのも効果的です」(三橋さん)
すぐ実践できそうなこと7つ
解決策はひとつではありません。
やってみたいもの、簡単にできそうなものから始めて、いろいろな方法を試してみましょう。
就寝前に「三橋式ストレッチ」
就寝前に、筋肉のこわばりをゆるめて、体をリラックスさせるストレッチです。
①
バスタオルをくるくると丸め、高さ10㎝くらいの筒状にする。
②
布団の上に仰向けに寝る。
背骨に沿うようにバスタオルを置き、後頭部は布団につける。
苦しければ頭を低めの枕にのせる。
③
両腕を左右に広げて伸ばし、手が上になるようひじを
直角に曲げて両手を軽くこぶしに握る。
両腕をつけ根から前から後ろへ20まわす。
④
両腕を体の左右で下に伸ばし、手のひらを上に向ける。
目をとじて10回、深呼吸。
息を吐くたびに、体が布団に沈むイメージで行って。
⑤
バスタオルを外すと、背中が布団に吸いつくような感覚に!
全身がリラックスしているのでそのまま就寝。
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー
三橋美穂さん
Sleepeace代表。寝具メーカーの研究開発部長を経て独立。
快眠のメソッドや寝具の選び方などをメディアや講演を通し提案する。
photograph:Takashi Uehara(PPI) illustration:Makiko Takayama text:Kyoko Nagashima(Lush!)
※大人のおしゃれ手帖2016年11月号をもとに再編集しています
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