カテゴリー

人気タグ

大人のおしゃれ手帖 12月号

大人のおしゃれ手帖

最新号&付録

大人のおしゃれ手帖
2024年12月号

2024年11月7日(木)発売
特別価格:1650円(税込)
表紙の人:天海祐希さん

2024年12月号

閉じる

記事公開日

最終更新日

この記事の
関連キーワード

大人のおしゃれ手帖
の記事をシェア!

【連載】桐島かれんさん BloomingLife 〜ボプリの新しい楽しみ方〜

咲いたときはもちろんのこと、ドライでも楽しめるのがお花の魅力。
好みのドライフラワーとエッセンシャルオイルで作る手軽なポプリは、暮らしにささやかな潤いをもたらしてくれます

作って、飾って、香りに癒され……楽しみは広がる

昔から香りのアイテムが好きで、家族それぞれのクローゼットにはいつもサシェを入れています。
引き出しを開けたときに、ふわりと香るのがいいんですよね。
特に気に入っているのは「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のもの。とはいえなかなかお値段がはるので、買うのはクリスマスのギフトくらい(笑)。
普段使いにはもっとリーズナブルなものを選んでいます。

今回は「やってみたい!」という次女のはんなと一緒に手作りしましたが、思いのほか簡単で驚きました。
これなら、手軽にあちこちへ取り入れることができますよね。

サシェの作り方は、リネンやレースで作った小袋に、エッセンシャルオイルで香り付けしたドライフラワーやハーブを詰めるだけ。
香りが薄くなったら再びオイルで香りを足せば、より長く楽しむことができます。

モイストポプリ作りにトライ。親子でも感性の違いが表れる

もうひとつ、今回トライしたのが、半分乾燥させたお花やハーブを、塩とともにガラス瓶に閉じ込めたモイストポプリ。
きれいな層になるように重ねて、そのままオブジェとして飾ってもいいし、香りが移った塩をバスソルトにしてもよいそうです。

お花を生けるのも好きですが、小さな瓶や箱で世界観を表現するような、細かい作業も大好き。
「これはボッティチェリの春にしてみよう!」と、ぱっとひらめいたイメージを形にしていくのが楽しいんですよね。

今回は生花が手に入りにくい時期だったためドライフラワーを使いましたが、いずれは自分で育てた植物で作ってみたい。
種を植えるところから始めて、お花が咲いた後まで楽しめるなんて、とても素敵じゃありませんか?

ボックスを額縁代わりに絵を描くように並べて

ポプリの置き方にもひと工夫。
「フィレンツェで買った木箱に、ボッティチェリの『プリマヴェーラ』をイメージして配置しました。
ヴィーナスたちの足もとに描かれた小花は、実際にフィレンツェで春先に咲く花なんですよ」


着用:(かれんさん着用分)シフリー刺繍ワンピース¥51,700
(はんなさん着用分)ボーダーロングスリーブニット¥31,900、シフリー刺繍スカート¥47,300/すべてハウス オブ ロータス ニ子玉川店

撮影/平岡尚子 文/工藤花衣
大人のおしゃれ手帖2023年3月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事のキーワード

記事一覧へ戻る

大人のおしゃれ手帖の記事をシェア!