パートナーとのスキンシップ、50代以降はこうすればうまくいく!
「夫婦・カップルのスキンシップは何歳まで?」「50代からのスキンシップの取り方は?」など、大人世代のスキンシップにまつわる疑問を解消し、パートナーとの関係がうまくいくコツをご紹介します。
夫婦・カップルのスキンシップに決まりはない
肌と肌が触れ合うスキンシップには、性行為のほかに、ハグをする、手をつなぐ、腕や肩を組む、マッサージをするなどさまざまな方法があります。
50代以降になると、性欲の低下などの理由から、パートナーとの性生活が減った、全くなくなったという人は少なくないようです。
特に50代女性は、閉経や更年期というからだの大きな変化を迎える時期。
そのようなときに、パートナーとのスキンシップはどうあるべきか、気になっている人もいるかもしれません。
しかし、夫婦・カップルにおいて、性生活を含めどんなスキンシップを取るのかは、当事者同士が自由に決められることです。
日常的に性生活がある夫婦・カップルもいれば、ハグや添い寝だけで満足という夫婦・カップルもいます。
妊娠という目的がない50代以降は、必ずしも性生活が必要なわけではありません。
さらにいえば、性生活がある場合でも、その内容は夫婦・カップルによってそれぞれです。
性行為=「挿入までの行為」と思われがちですが、挿入のない性行為は「バニラセックス」と呼ばれ、スキンシップのひとつの方法として広まっています。
どのようなスキンシップに喜びを感じるのかは人によって異なるため、夫婦・カップルのスキンシップに決まりや正解はありません。
ぜひ二人が満足できるスキンシップを楽しみましょう。
スキンシップで絆が深まる
夫婦・カップルにとって、スキンシップにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
積極的にスキンシップを行うと、「オキシトシン」というホルモンが分泌されやすくなります。
オキシトシンは「気持ちいい」「うれしい」と感じたときに分泌されるホルモンです。
「愛情ホルモン」「幸せホルモン」「絆ホルモン」とも呼ばれ、愛着を深める働きや、ストレスを軽減する働き、情緒を安定させる働きがあるといわれています。
夫婦・カップルのスキンシップは、パートナーと心のつながりを感じたり、絆を深めたりする効果があるほか、お互いの心の安定という点においても効果的です。
理想のスキンシップはコミュニケーションから
スキンシップはお互いの合意のもとに行うもの。
二人が満たされるスキンシップをするためには、パートナーとコミュニケーションを取り、どのようなスキンシップを求めているのか、言葉で伝え合うことが大事です。
好きなことや苦手なことを伝えるのは勇気がいるかもしれませんが、大切なパートナーだからこそ、本音を伝えたいもの。相手に不快な思いをさせないためには、お互いを尊重しながら、できるだけ前向きな言葉で伝えるのがおすすめです。
それぞれの本音を知ることが、理想のスキンシップに近づく第一歩になるのではないでしょうか。
また、女性は更年期以降、女性ホルモンの分泌が減少することで膣の粘膜が萎縮・乾燥し、性交痛が起こることもあります。
中には性交痛が原因で性行為をためらってしまうケースも。
次回は、更年期以降に性交痛がある場合の対策についてご紹介します。
(まとめ)
パートナーと信頼関係を深められるスキンシップは、年齢に関わらず大切な行為です。
スキンシップの取り方は十人十色で決まりや正解はありません。
パートナーと話し合い、お互いを尊重しながら素敵なスキンシップを楽しみましょう。
画像協力/PIXTA
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