【疲労回復レシピ】
杉本雅代さんの
「ブルーベリー、ライム、レモン、キウイの酵素シロップ」
年齢による体の変化や昨今の猛暑により、体調がいまひとつ……という人も多いのでは?
いつも健やかなあの人に、疲れた体を整えるために取り入れている、とっておきのレシピを教わりました。
教えてくれたのは・・・
杉本雅代さん
アートディレクターとしてブランドのPRを手掛ける一方、酵素シロップ作家としても活動。各地で酵素シロップの教室も開催する。インスタグラム@masayo.sugimoto
旬のフルーツを発酵させた美しいシロップで夏バテを予防
季節の果物やハーブに砂糖を加え、空気中の微生物や常在菌の力で発酵させた酵素シロップ。
近年、家で過ごす時間が長くなったことで、あらためて酵素シロップ作りに注目が集まっています。
酵素シロップ作家として活躍する杉本雅代さんは、日常的に酵素をとるようになったことで疲れにくくなり、体調を崩すことが減ったそう。
「夏バテや熱中症の予防にも酵素シロップは効果的。疲れて帰ったときや外で長時間過ごすときは必ず飲むようにしています」
ドリンクとしてはもちろん、調味料としても使えるのが酵素シロップの魅力です。
「お味噌汁やカレー、煮物にほんの隠し味程度に加えるだけで、すべての料理が発酵料理に。飲みきれないときや寒い時季はこうした使い方もおすすめです」
今回はブルーベリーを使いましたが、そのときの旬の素材を使うことで、おいしく栄養価の高いシロップに仕上がります。
「レモンなど酸味のあるフルーツと旬のものを合わせるのが基本ですが、そこにハーブや生薬を加えることでより複雑な味わいに。
同じ材料でも、毎回味が変わるから飽きないんです。レシピは無限大なので、好みの組み合わせを見つける楽しさを味わってほしいですね」
ブルーベリー、ライム、レモン、キウイの酵素シロップ
材料[ 2L瓶の分量 ]
作り方
1
レモン、ライム、キウイは皮をむき重さを量る。その重さの1.1倍の砂糖を用意する。
2
1のフルーツを5㎜の厚さに切る。ブルーベリーは半分に切る。
3
煮沸消毒などで清潔にしたガラス瓶に、まず白砂糖を敷き、その上に2のフルーツとミント、白砂糖の順に交互に重ねていく。
4
最後は白砂糖で終わるように詰め、直射日光が当たらない場所に置き、一日1回へらなどで中身を丁寧に混ぜる。素手でもよいが手は清潔に洗うこと。
こちらが約1週間後!
5
混ぜたときにシロップ全体にしゅわしゅわとした細かい泡が立つようになれば発酵成功!
6
ざるなどで漉す。
7
目の細かいネットで6をさらに漉して細かい屑を取ってできあがり。
漉したフルーツもジャムや焼き菓子などに利用できる。
+ Recipe
こんなふうに活用しています
フルーツポンチ
好みのフルーツを器に盛り、炭酸水で3〜4倍に薄めた酵素シロップをかけてハーブやレモンの薄切りを添える。「フルーツポンチごとヨーグルトやシリアルにかけてもおいしいですよ」
シャーベット
酵素シロップと水を同量ずつ混ぜ、いちごなど好みのフルーツやハーブを足して冷凍庫へ。「シロップは完全に固まらないので、一般的なシャーベットと違って途中でかき混ぜる作業は不要です」
焼きおにぎり
しょうゆと酵素シロップを同量ずつ混ぜておにぎりに塗り、トースターやグリルで焼くだけ。「どの果物のシロップでもOK。甘塩っぱい風味で食べやすく、食欲のない日の朝食やお昼にもぴったり」
撮影/砂原 文 文/工藤花衣
大人のおしゃれ手帖2023年9月号より抜粋
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