夏にぴったり!野口真紀さんの酢漬け料理
今年の夏は例年以上の猛暑予報。体力を消耗したり、食欲が落ちがちなときにおすすめなのが
「お酢」を使った料理です。
ほどよい酸味で口当たりがよく、食がすすむのはもちろん、
疲労感を軽減する効果もあり、暑い時季にぴったり。
料理研究家の野口真紀さんは大のお酢好き。
野口家では一年中食卓にのぼるというお酢料理。
その中から、作っておけばいろんな料理に展開できる
「酢漬け」を教えていただきました。
紫玉ねぎの酢漬け
今回ご紹介するのは、美しい色が印象的な「紫玉ねぎの酢漬け」。
真紀さんが20年以上前から作り続けている定番だそう。
材料(作りやすい分量)
紫玉ねぎ 2個
合わせ酢
酢 1/2カップ
砂糖 大さじ3
塩 小さじ1/2
作り方
1.紫玉ねぎは薄切りにする。
2.ジッパー付きの袋に合わせ酢の材料を入れて混ぜ、1を加えて混ぜる。
冷蔵庫で3時間以上おいてしんなりさせる。
2~3日漬けると生玉ねぎが苦手な人でも食べやすくなります。
※冷蔵保存で10日ほどもちます。
簡単!紫玉ねぎの酢漬け アレンジレシピ2品
紫玉ねぎを使ったお料理を2品、ご紹介。
さっとできておいしいので「あと1品欲しい」というときにもぴったりです。
Arrangement1 サーモンと紫玉ねぎ、ディルのマリネ
材料(2人分)
スモークサーモン 100g
紫玉ねぎの酢漬け 1/2個分
ディル(あれば) 適宜
オリーブオイル 少々
作り方
1.スモークサーモンは半分に切る。
2.ボウルに1、紫玉ねぎの酢漬け、ディルを入れてさっとあえて器に盛り、
オリーブオイルをかける。
Arrangement2 カリカリ豚と紫玉ねぎのあえもの
材料(2人分)
豚バラ肉 200g
紫玉ねぎの酢漬け 1/2個分
塩、こしょう 各適量
作り方
1.豚肉は4cm幅に切る。
2.フライパンで1をこんがりとするまで炒める。
3.ボウルに2と紫玉ねぎの酢漬けを入れ、塩、こしょうをふり、さっとあえる。
この他、マカロニサラダやポテトサラダに混ぜたりしてもおいしくいただけます。
料理研究家 野口真紀さん
身近な旬の素材、シンプルなレシピで作る家庭料理に定評。
大のお酢好き。近著に『毎日食べて体すっきり 野菜の酢漬けと展開レシピ』(エムディエヌコーポレーション)など。
撮影/砂原 文
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