その痛み、「五十肩」かも!?
症状や原因、治し方を解説
五十肩の診断方法
五十肩は、40代から60代で、明らかな原因がなく、肩の動きに制限があり、肩の痛みを引き起こすほかの病気(「腱板断裂」「変形性肩関節症」「石灰沈着性腱板炎」など)がない場合に診断されます。診断のためには検査をして見極める必要があります。検査方法は、レントゲン検査、関節造影検査、MRI、超音波検査などです。
肩の痛みを引き起こすほかの病気
肩の痛みを引き起こす病気は五十肩のほかにもさまざまなものがあります。ここではよくある病気をご紹介します。
◆腱板断裂(けんばんだんれつ)
腱板と呼ばれる筋肉が切れて痛みが生じる病気。40代以降に多く見られます。
◆変形性肩関節症
骨が変形して痛みや動かしにくさが生じる病気
◆石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)
腱板に石灰がたまり、痛みが生じる病気。40~50代の女性に多く見られます。
この記事の監修者
整形外科専門医中谷 創
つくる整形外科 祐天寺駅前スポーツクリニック院長。
防衛医科大学校卒。医学博士、整形外科専門医、日本スポーツ協会スポーツドクター、早稲田大学ラグビー蹴球部チームドクター、日本オリンピック委員会強化委員。
ラグビー日本代表の海外遠征帯同やラグビーワールドカップ、東京オリンピックの大会サポートに携わる。陸上自衛隊在籍時は自衛官の健康管理、整形外科手術、災害派遣なども従事。
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