【家具のレイアウトを動かすだけで変わる?!】
夫婦仲が良くなる、部屋づくりのヒント
夫婦ふたりのための住まいづくりは
共有スペースとトイレ・洗面所の整えから
代のリタイア後の暮らしを見越して、住まいは整えていきたいもの。
その点で50代はとても良いタイミングです。
「子どもがいる家庭の場合、50代までは慌ただしく、子育てや家事をこなすだけで精いっぱいの人も多いはず。部屋のことをゆっくり考える時間などは持てなかったでしょう。
しかし、子どもが成長したらリビングやダイニングで夫婦ふたりだけで過ごすことになります。時間にも余裕ができ、これまでより長い時間をリビングやダイニングで過ごすようになるため、お互いにとって心地良い居場所になるよう見直す必要が出てきます」。
次におすすめなのは、洗面所とトイレを整えること。
「1日の始まりである朝の時間はとても大事。必ず使用する洗面所を、気持ち良く過ごせるよう、きれいな状態を保ちましょう。また、トイレは、おのずとひとりになれる空間。常に清潔にし、好きな絵を飾るなどして気分転換の場にするといいでしょう」
● リビング、ダイニングを“自分のために” 居心地良く整えてみる
リビングやダイニングの場合、それまでは子どもが座っていた場所に妻が移るなど、夫婦ふたりが心地よく過ごせるよう居場所のアップデートを。程よい距離感や会話が弾む配置も考慮して。
● 洗面所を美しく整えてみる
朝の目覚めを気持ちよく過ごせるよう洗面所はすっきりきれいに。カウンターにものが出しっぱなしにならないよう心がけて。
トイレも整え、内省したり、気分を切り替えたりできるように工夫を。
イラスト/Kayo Yamaguchi 文/坂口みずき
大人のおしゃれ手帖2024年6月号より抜粋
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この記事の監修者
一級建築士、空間デザイン心理学協会代表理事高原美由紀
空間デザイン歴30 年超、累計1万件以上の指導実績を持つ。自らが導き出した「空間デザイン心理学R」を提唱。著書は『ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則』(青春出版社)
この記事を書いた人
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