【家具のレイアウトを動かすだけで変わる?!】
夫婦仲が良くなる、部屋づくりのヒント
子どもが成長して夫婦ふたりの時間が長くなるなど、50代はライフスタイルの変わりどき。
リタイア後のセカンドライフに向け、住まいを見直すいいタイミングです。
夫婦仲良く幸せに暮らせる部屋作りの秘訣を、高原美由紀さんに伺いました。
教えていただいたのは……
一級建築士、空間デザイン心理学協会代表理事
高原美由紀さん
空間デザイン歴30 年超、累計1万件以上の指導実績を持つ。自らが導き出した「空間デザイン心理学R」を提唱。著書は『ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則』(青春出版社)
ソファの向きひとつで夫婦仲は良くも悪くもなる
家具の配置や間取りで夫婦の会話が減ったり、けんかが起こりやすくなったりする。
30年以上も家づくりに携わってきた一級建築士の高原さんは、こう断言します。
高原さんは、幸せに暮らせていない人の問題点は間取りや家具の配置にあることに気づき、「空間デザイン心理学R(=人生が変わる部屋づくりの法則)」を体系化しました。
「空間(部屋)には、人の心理や行動、習慣、性格、意識、人間関係などに影響を及ぼす〝しかけ〟があります。
『家族間のトラブルが絶えない』『不安で落ち着かない』といった悩みの原因は、家族が、その部屋の持つ〝しかけ〟に無意識に反応しているためです。
だから、部屋の家具のレイアウトを少し変えるだけで、悩みの多くが自然と解決できます」
視線を共有できない分断されたレイアウト
リビング、ダイニングの移動がしにくく、夫はソファで食事をし、妻はダイニングチェアにひとり座って食事。
夫婦で会話がしにくいうえ、妻には居場所がなく、落ち着かない状態。
例えば上の部屋の場合。
妻は「落ち着かないので間接照明や壁の仕上げを変えて内装をリフォームしたい」と考えていました。
しかし、高原さんは部屋を見た瞬間に、落ち着かない理由はレイアウトにあると見抜き、家具配置の変更を提案したそうです。
「以前はダイニングとリビングの行き来がしにくく、妻はキッチンに近いダイニングの椅子が定位置。夫は帰宅後、ソファに直行したまま食事をし、動かない状態でした」
この記事の監修者
一級建築士、空間デザイン心理学協会代表理事高原美由紀
空間デザイン歴30 年超、累計1万件以上の指導実績を持つ。自らが導き出した「空間デザイン心理学R」を提唱。著書は『ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則』(青春出版社)
この記事を書いた人
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