50代女性の調子を整える、乳酸菌パワー
サプリメントの選び方
サプリメントは種類が多く、どれを選ぶべきか迷うことがあるかもしれません。まず知っておきたいのは、サプリメントなどの健康食品は医薬品ではなく、あくまでも「食品」であるということ。サプリメントの使用目的は病気やケガの治療ではなく、健康づくりのサポートです。また自分の腸内細菌叢に「合う」「合わない」もありますので、効果の実感が得られない場合は、サプリメントの種類を変えることもおススメです。ただ、飲みだしてから数日で効果があるものではないですので、少なくとも１か月程度は飲んでみて効果の判定を行ってください。
サプリメントなどの健康食品は、「保健機能食品」とそのほかに分類されます。商品を選ぶときは以下の分類をひとつの目安にするとよいでしょう。
「保健機能食品」は“機能性の表示ができる”
「保健機能食品」は機能性の表示ができる食品で、以下の3つに分類されます。
「特定保健用食品（トクホ）」
健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、「コレステロールの吸収を抑える」などの表示が許可されている食品。国が審査を行い、消費者庁長官が許可しています。
「栄養機能食品」
一日に必要な栄養成分が不足しがちな場合、その補給・補完のために利用できる食品。すでに科学的根拠が確認された栄養成分を一定の基準量含む食品であれば、届出をしなくても機能性を表示できます。
「機能性表示食品」
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品。安全性および機能性の根拠に関する情報が消費者庁長官へ届け出られたものです。ただし、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。
「保健機能食品」以外は“機能性の表示ができない”
「保健機能食品」以外の健康食品は、機能性の表示ができません。「栄養補助食品」「健康補助食品」などの表示で販売されている食品はこちらに該当します。
（まとめ）
乳酸菌サプリメントの種類はさまざま。カルシウムなどほかの栄養素を配合したものもあるので、目的に合うサプリメントを上手に取り入れましょう。
構成・文／大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力／PIXTA
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この記事の監修者
あさひの森内科消化器クリニック 院長福田頌子
消化器病専門、消化器内視鏡専門医、博士号を取得。現在クリニックにて「腸内細菌外来」を開設し、お腹の診療に特に力を注いでいる。
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