心も体もスッキリごきげんに
暮らし上手さんに学ぶ 猛暑の過ごし方
【内田彩仍さん編】
年々、暑さが増している日本の夏。
猛暑の中でも心と体を健やかに保ち、快適に過ごすには、衣食住それぞれからのアプローチが必要です。
暮らし上手な3人に、夏を乗り切るための工夫を教わりました。
エッセイスト
内田彩仍さん
福岡県在住。夫、愛猫と暮らす。ていねいな暮らしぶりや素敵な着こなしが注目を集める。『いとおしむ暮らし』『家時間』『幸せな心持ち』など著書多数。近著に『変えること変わらないこと』(主婦と生活社)など。
ほんのひと手間で暑い夏も快適に
夏のファッションで内田さんが重視しているのは、涼しさだけでなく「きちんと感」があること。
「1枚で着られるワンピースは楽ですが、カジュアルすぎるとだらしない印象になったり、貧相に見えてしまうことも。きちんと見える黒で、首元が見えない衿付きのデザインを選ぶようにしています。汗で足に靴がはりつくのも心地よくないので、必ず靴下を履くようにしています」
ワンピースにはシワ取り用のスプレーをつけてアイロンをかけるのも、内田さんのこだわり。
「きちんとアイロンをかけるだけで、後ろ姿の印象がまったく違うんです。洋服にハリがあること
で、生地が体に張り付かず、涼しくなる効果も。手間はかかりますが、蒸し暑い時期にもしわのないしゃんとした服を着ているだけで、自分のことも好きでいられる気がします」
紫外線対策はしっかりと。チークもUVカットのものを
外出時は清潔感と涼しさを得られるアイテムを活用
日焼け防止&きちんと感を出すため、外出時は帽子が必須。
「服にあわせて黒のリボンが付いたものを選ぶことが多いですね。お手入れは毛の柔らかいカシミア用のブラシを使うと、帽子の素材を傷めずほこりを落とせます」。
長時間外出するときは大判のシートを持ち歩いてこまめに汗をふき取るのも、清潔感を保ち、快適に過ごすためのポイントです。
ワンピースはきちんと見える衿付きを選ぶ。
帽子の内側には汗止め用のテープを貼っておき、本体の汚れを防ぐ。
「テープがよれてきたら取り替えます」
帽子はカビが生えないよう、箱にしまわず風通しのいい場所にかけておく。
バッグにはアテントの「温められるからだふき」を常備。
「1 枚で体中をふける大判タイプ。アルコールや香料が入っていないので、肌への刺激もほとんどありません」
部屋着用のワンピースにもアイロンをかけてしゃきっと
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