【UVケア】夏のお出かけを楽しむために！
外出時の紫外線対策
日焼けはしたくないけれども、夏ならではの楽しみもあきらめたくない！
そこで外出時の注意点をご紹介。紫外線の肌ダメージは残さずに、夏のお出かけを楽しみましょう。
おうかがいしたのは・・・
日比野佐和子先生
医療法人社団康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾／SAWAKO CLINIC × YS統括院長。皮膚科医、眼科医、内科医、日本抗加齢医学会専門医。アンチエイジング医療の第一人者として幅広く活躍。『医者が教えるすごい美肌循環』（サンクチュアリ出版）など著書多数。
日焼け止めだけのケアでは足らない！
「日焼け止め以外」のアイテム
全方向から降り注ぐ紫外線を防ぐには、日焼け止めだけでなく、帽子や日傘、サングラスなどをプラスして。
外出時はもちろん、室内でもケアを怠らないようにしましょう。
濃い色＆化学繊維の服のほうが焼けにくい
濃い色は紫外線を吸収し、肌へのダメージを軽減してくれます。
黒のほか、ブルー、グリーンなどもよいでしょう。また、夏服に多い素材は紫外線をかなり通すので要注意。紫外線を通しにくいのは、ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維だそう。
「ただ、夏の衣服は吸湿性や通気性も大事。無理をせず、快適に着られるものを選んで」。
下着で対策するのも手。UVカット率90％以上で、日焼け止めを塗りにくい背中などをカバー。速乾・抗菌防臭加工も。
クールマジック 着る日焼け止め(UVカット付) 汗取り付タンクトップ 各￥1,430／グンゼ
室内でも注意！A波はガラスも通過
波長の長いA波はガラスも通過するので、室内にいても油断できません。
窓にも紫外線対策をすれば万全。
UVカット加工を施したカーテンやフィルムがおすすめです。日焼け止めにSPFやPAという指標があるように、アイテムにもさまざまな指標（コラム参照）があり、日傘や帽子にも使われています。
選ぶときの参考にして。
UVカット率が99％以上のレースカーテン。さらに遮熱・保温＆視線カット機能付。
UVカットで見えにくい熱を遮るレースカーテン100cm幅(2枚組) ￥4,840〜／ディノス
窓に貼る透明のフィルムで、ＵＶカット率が99％、UPF50+。
あとではがせるので賃貸でもOK。
紫外線を99％カットする すっきりクリアフィルム 92×200㎝ ￥3,278（編集部調べ）／リンテックコマース
日焼けを防ぐアイテム
軽やかなリヨセル＆リネンで、UVカット率90％以上、UPF50+。
つばは好みで折り返しできます。サイズ調整可。
ＵＶカット リヨセルリネン キャペリン ￥3,990／無印良品 銀座
UVカット率＆遮光率100％、UPF50+の晴雨兼用の折りたたみ傘。
長傘としても持ち運べる２WAY仕様。
U VO折りたたみ傘２段 ￥6,600／ワールドパーティー
購入時にチェックしたい指標
紫外線遮蔽率（UVカット率）
生地の紫外線の通しにくさを表す。100％に近いものを選ぶと◎
UPF（UltraViolet Protection Factor）
素肌が日焼けするまでの時間が何倍に延ばせるかを表す国際的な基準。最高値はUPF50+
遮光率
紫外線ではなく可視光線を防ぐ指標。高いほど陰ができ、暑さも感じにくくなる
この記事の監修者
皮膚科医日比野佐和子
医療法人社団康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾／SAWAKO CLINIC × YS統括院長。皮膚科医、眼科医、内科医、日本抗加齢医学会専門医。アンチエイジング医療の第一人者として幅広く活躍。『医者が教えるすごい美肌循環』（サンクチュアリ出版）など著書多数。
この記事を書いた人
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