【50代カメラ女子の猫日記】
人生を変えた保護猫・ぽんずとの出会い
はじめての猫育て
使命感に駆られるように保護したものの、猫との生活は約20年ぶり。ましてや乳飲み子を育てた経験はなく、不安もいっぱい……。まずは本やネットで猫を迎えるために必要な知識を得たり、準備を整えたりしたうえで、出会ってから約1か月後の2010年3月、小さな小さな子猫を我が家に迎えることになりました。
最初にしたことは名付け。かなり悩んだ結果、言葉の響きが可愛いという理由で「ぽんず」と名前をつけました。それから、健康状態のチェックや育て方のレクチャーを受けるために動物病院へ行ったのですが、獣医さんから思いがけない一言が。
「臍の緒がついた状態で捨てられていたことから母親の初乳を飲んでいないと思われるので免疫が弱く、1か月ほどしか命がもたないかもしれない」と告げられてしまったのです。
ショックで目の前が真っ暗になりましたが、それでも引き継いだ命を守らなければいけない。その一心で、必死に育てました。最初はミルクも上手に飲ませられず、体重もなかなか増えなかったりと、不安ばかり。自分が寝ている隙に息が止まっていたらどうしようと、数時間おきに授乳を繰り返す日々でした。
しかし、5月を過ぎる頃には、ぽんずの体重も順調に増え始め、体もみるみるうちに成長。
このまま無事に大人になれるかも?とホッとする時間が増えていきました。
ぽんずとの心温まる?エピソードはここまで!
次回は、猫との出会いをきっかけに始めたカメラについてお話ししていきたいと思います。
- 1
- 2
この記事を書いた人
フォトグラファー野中典子
猫と暮らし始めたことをきっかけに「成長の記録を綺麗に残したい」との思いで一眼レフを購入。写真にこだわったブログを始めたところ評判になり、少しずつライター、フォトグラファーとして仕事の依頼が来るようになりました。現在は猫の魅力をより多くの人に伝えたいとの思いで、「猫写真家さくらもえぎ」として雑誌、カレンダーへの写真の提供、写真展への参加など猫愛全開で活動中。
Instagram:@sakuramoegi
Website:https://sakuramoegi.com/
関連記事
-
-
-
-
-
-
-
PR
-
PR
-
PR