「マイコプラズマ肺炎」は大人もかかる!
症状や予防法を解説
検査・診断方法
マイコプラズマ肺炎が疑われるときは、先に紹介した症状に加えて以下のような検査で診断します。
胸部レントゲン検査
多くの場合、肺に白い影が見られますが、発症初期では見られない場合もあります。また、ほかの病気でも同じような影が見られることがあるため、ほかの検査を組み合わせて診断します。
抗原迅速検査
のどの奥を麺棒でぬぐい、迅速検査キットで調べます。数分で結果が得られますが、感度が低く、陰性でも完全に感染を否定できるものではありません。症状や画像検査などと合わせて診断します。
遺伝子検査(LAMP法)
のどの奥を麺棒でぬぐう検査。結果が出るまでに数時間から数日かかりますが、高精度で検出できます。
抗体検査(血液検査)
病状初期とその2週間後に2回採血を行い、採血結果を比較し、2週間後の抗体価の方が優位に上昇していれば陽性となります。
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この記事の監修者
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長菊池大和
2004年3月、福島県立医科大学医学部卒業後、湘南東部総合病院外科・外科科長などを経て、令和元年5月1日より現職。「総合診療、救急診療を通じて、地域医療に最大限に貢献する」ことを目的に日々診療を行う。
救急センター長日本救急学会救急科専門医、日本外科学会外科専門医、日本慢性期医療協会総合診療認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、認知症サポート医身体障害者福祉法指定医(呼吸器)、厚生労働省初期臨床研修指導医、神奈川県難病指定医、エピペン処方認定医
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