【50代のこよみ養生】乾燥・角質ゴワゴワ・色素沈着・・・木枯らしから肌を守る「冬のスキンケア薬膳」
立冬を過ぎて暦の上での季節が冬に変わったら、スキンケアも冬モードにチェンジ。毎日できる「冬のスキンケア薬膳」で、カサカサ乾燥肌を防ぎましょう!
木の葉が枯れる立冬は、肌も枯れる季節!?
今日は「冬の始まり」とされる立冬の7日目。今年は11月7日に立冬を迎えましたが、立冬とはこの日のことだけではなく、次の節気までの約15日間のことも指しています。テレビの天気予報コーナーなどでよく「今日は二十四節気の◯◯です」と伝えられますが、その日から節気が始まる、というのがより正確な表現というわけです。
立冬は木枯らしが吹き、木々の葉が落ちてゆく季節。先週の立冬初日はそんな「冬の始まり」の実感が薄かったけれど、このところだんだんと「冬の始まり」らしい気候になりつつありますね。1つの節気は15日間もあるので、後半になればなるほどその節気らしい気候になっていくことが多いのです。
ところでなぜ、冬になると木の葉が枯れて落ちるのかな、と思ったことはありませんか?落葉樹が冬になると葉を落とす理由のひとつが、日照時間が短くなって十分に光合成ができず栄養が少なくなるので、余分なエネルギーを消費しないように葉を捨てるためなのだそう。末端の葉っぱまで栄養が行き届かなくなる、ということですね。
人間の体も同じで、立冬を過ぎると日照時間の減少にともなって体内の熱エネルギーの量が低下し、代謝が悪くなるため、体の末端部分である皮膚に水分、油分、栄養が行き届きにくくなります。肌をカサカサに枯らさないためにも、「冬のスキンケア薬膳」で体の内側からもしっかり乾燥対策をしていきましょう。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
関連記事
-
-
-
-
-
PR
-
PR
-
PR