更年期川柳授賞式を開催！
大久保佳代子さんからのメッセージも

「受賞者の皆さん、この度はおめでとうございます。そしてたくさんの方に応募していただき、川柳の中にご自身の想いを詰め込んで、更年期に関して想いを巡らす時間をもっていただき、産婦人科医の一人としてうれしく思います。更年期という言葉を世の中で頻繁に聞くようになり4、5年でしょうか。今後、「更年期川柳」というワードがもっと世の中に広まり、今の若い世代が更年期を迎えるころにはもっと理解が深まり、いろいろな選択肢を躊躇なく選べる時代になっていくことを願っています」（高尾先生）

更年期の不調に効くヨガを披露
「呼吸を整えてリラックスする時間を作って」

トークセッションの最後には、座りながら簡単にできる「更年期ケアヨガ」を高尾先生に教えていただきました。
「更年期症状でよく聞くお悩みが肩こり。デスクワークやキッチンに立っていたり、背中を丸めた状態が続きますよね。肩を動かす機会が少ないから体に酸素が流れにくくなってしまうのでこまめに動かすようにしましょう」

「視線を上げることで世の中が明るく見えます。胸が広がることで、前向きな気持ちにもなれます。もし前向きになれなくても今はそれでいい。少しずつ変わっていければいいですよ」（高尾先生）

両手を組んで、腕を上げ、深呼吸。会場の皆さんで座ったままのヨガを行いました。「仕事中や家事の合間に、こまめに体を動かしてリラックスする時間を作ってくださいね」（高尾先生）

来場者からは
「気持ちが軽くなった。来てよかった」という声が

この日、会場に集まってくださった読者の皆さんは、高尾先生と別所さんの貴重なトークセッションなど、滅多に聞けないお話を真剣に、ときには笑顔で聞かれていました。「女性同士でも話題にしにくい気がしていたけれど、どんどん話していきたい」「理解してもらえるようコミュニケーションを取りたい」などの感想が多数届きました。