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大人のおしゃれ手帖 3月号

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大人のおしゃれ手帖
2025年3月号

2025年2月7日(金)発売
特別価格:1530円(税込) 
表紙の人:吉田羊さん

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「疲労回復」「睡眠」に効果的な入浴法
バスタイムを明日の活力に!

大久保早絵

「疲労回復」「睡眠」に効果的な入浴法

一日の終わりのバスタイムは癒やしのひととき。入浴は疲れをやわらげるだけでなく、入眠を促すためにも有効です。疲れを取り、よい睡眠につなげるための入浴方法をご紹介します。

「疲労回復と入浴」の関係

あたたかい湯船につかるとリラックスでき、疲れがやわらぐように感じるのはなぜでしょうか。

3つの作用で疲れがやわらぐ

湯船につかると「温熱」「水圧」「浮力」という3つの作用で血流促進効果やリラックス効果が得られます。

● 温熱作用
あたたかいお湯につかると血管が開いて血流がよくなります。血流がよくなると体のすみずみまで酸素や栄養分が届くとともに、老廃物が回収されることで疲れが取れます。

● 水圧作用
体に水圧がかかることでも血液の循環がよくなります。

● 浮力作用
浮力で体重が軽くなり、筋肉や関節への負担が軽減されることで、体の緊張がほぐれてリラックスできます。

自律神経の切り替えができる

入浴は自律神経の切り替えにも役立ちます。自律神経とは私たちの意思と関係なくはたらく神経のことで、血圧などからだのさまざまな機能を調整しています。自律神経には、活動モードのときに優位になる「交感神経」と、リラックスモードのときに優位になる「副交感神経」があります。

交感神経と副交感神経は交互にバランスよく働くのが理想。夜に優位にしたいのは副交感神経であり、そのために役立つのが入浴です。40~41度のぬるめのお湯につかるとリラックスできて副交感神経が優位になります。ただし、42度以上の熱いお湯だと交感神経が優位になるので注意しましょう。

50代女性の多くは忙しさやストレスなどから交感神経が優位な状態に傾きがちです。50代女性に多い更年期障害も、自律神経の乱れが関わるといわれています。夜はバスタイムをうまく活用してリラックスモードに切り替えましょう。

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この記事の監修者

睡眠健康指導士/入浴指導士 大久保早絵

睡眠健康指導士/入浴指導士大久保早絵

大阪を中心に展開する睡眠の改善を目的としたサロン「快眠ほぐしサロンすいみん」の統括マネージャー。サロン運営のみならず、アロマや入浴剤のプロデュースや、快眠をテーマにした温泉旅館「御宿コトブキ」のサービス監修にも携わっている。

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Instagram:@suimin_ohkubo
Website:https://www.ortho-g.co.jp/hogureteya/suiminosaka/

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