【マッチングアプリの落とし穴】
ロマンス詐欺に遭わないための対処法をQ&A形式で解説
昨今のマッチングアプリの使用率上昇にともない、ロマンス詐欺が深刻化。多くの人が巧妙な手口に騙されていて、被害者が後を絶たない状況です。そこで今回は、ロマンス詐欺の手口や見抜き方、被害を未然に防ぐための対策について、Q&A形式で解説します。
教えてくれたのは……
株式会社ソーシャルサービス・小原純子さん
50歳からの恋を応援するマッチングアプリ「R50Time」の運営を担当。大人世代のマッチングのアドバイザーとして、利用者をサポートする役割を担う
大人世代のマッチングアプリ事情をチェック!
Q.マッチングアプリによるロマンス詐欺の手口とは?
A.相手の好意を利用して金銭を要求したり、投資の話で金をだまし取る
そもそもロマンス詐欺は、ネットリテラシーに弱い大人世代が被害に遭いやすい傾向にあります。なぜなら、SNSでの情報交換が活発な若年層とは違い、圧倒的に被害の実態を把握する機会がないため。
例えば、自分が「いいな」と思った人とのメッセージのやり取りのなかで、「あなたはステキな人」「好きです」という甘い言葉をささやかれたら、悪い気はしないはず。そのようなメッセージが立て続けに届いたらつい気持ちが舞い上がり、疑問や不信感を抱くという発想に至らないことが多いのです。
Q.ロマンス詐欺に遭わないための対処法とは?
A.個人情報の管理を徹底する
マッチングアプリ上でのメッセージのやり取りのなかで、「好印象の人に出会った」「信頼できそう」と思った相手が現れても、油断は禁物。会う前にLINEやメールアドレス、携帯電話番号などの個人情報を教えるのは避けましょう。特に、下記のチェックリストに当てはまっている人は要注意!
<ロマンス詐欺チェックリスト>
☑プロフィールの写真が(芸能人のような)美男美女
☑高年収(1000万円以上)をアピール
☑日本語のニュアンスに違和感がある(「こんにちは、美しいあなた」、「笑顔がいい女性だからです。 だからメッセージを送ってみました」など)
☑メッセージのやり取りが始まってすぐ「あなたと結婚したい」と猛アプローチをかけてくる
☑直接会う前に連絡先を聞いてくる
この5つの項目のうち3~4つくらい当てはまったら、警戒が必要です。相手にのめり込み過ぎてしまうのではなく、「何かおかしい点はないか……」と、一旦冷静になって考える時間を持つようにしましょう。
この記事を書いた人
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