誰にも聞けない!? 尿もれのハナシ
尿もれリスク度とタイプを知ろう
セルフチェックで今から予防!
尿もれリスク度とタイプを知ろう
あなたの尿もれリスクと尿もれタイプはどれ?
リストでセルフチェックしましょう。
あなたの尿もれリスク度は?
数が多いほど尿もれのリスク大
1 妊娠出産の経験は、骨盤底筋へのダメージが大。
2・3 ホルモンバランスが変化すると、骨盤底筋のしなやかさも失われれます。
4 ~6 肥満は骨盤底筋への負担が増加し、便秘は、膀胱が圧迫されて尿意をガマンしにくくなる原因に。
9・10 頻尿は切迫性尿失禁の原因になる、過活動膀胱の可能性が。
あなたの尿もれタイプは?
あなたは腹圧性? 切迫性? 混合性?
11 ~ 13 は、おなかの中の空間に対する圧力・腹圧がかかることで膀胱が押されたり尿道が開いてしまう腹圧性尿失禁です。
14・15 は、膀胱が過度に敏感になってしまう、過活動膀胱が原因の切迫性尿失禁です。
11 ~ 13 、14・15 の両方をチェックした場合は混合性尿失禁です。尿もれする女性のうち、約3割は混合性だといわれています。若いころは腹圧性、高齢になるほど、混合性の尿失禁が増えます。
11 ~ 13 が当てはまる・・・type 01
腹圧性尿失禁
骨盤底筋がゆるむことで、膀胱や尿道が支えられなくなり、くしゃみなどで腹圧がかかると尿道がぐらぐらして尿もれになります。
骨盤底筋を鍛えることで、症状を抑えられます。
更年期以降は、女性ホルモンが減って、筋肉などの組織に弾力がなくなるので、症状が出やすくなります。
こんなときに
□ 咳やくしゃみ、笑ったときに
□ 重いものを持ち上げたときに
□ 走ったり、跳んだりしたときに
□ ふとした動きで
14・15 が当てはまる・・・type 02
切迫性尿失禁
突然、強い尿意が起きて、膀胱に尿をためておけなくなり、あわててトイレに駆け込んだり、間に合わなくてもれてしまう状態です。
膀胱が敏感になってしまう「過活動膀胱」が大きな原因。
昼間の頻尿や、夜寝ている間も何度もトイレに起きる夜間頻尿を伴うこともあります。
こんなときに
□ 急にトイレに行きたくなり、我慢するのが難しい
□ 冷たい水を触ったときに
□ 寒いときに
□ 夜寝ている間に尿意で1回以上起きる
11 ~ 13 、14・15 の両方をチェックした場合
type 01 + type 02の
混合性尿失禁
腹圧性と切迫性の両方の症状が当てはまるのが、混合性尿失禁。両方の症状がある場合は、腹圧性、切迫性それぞれ同時に治療します。