【ひとりで気ままに台湾旅行】
台湾マニアが選ぶ、台湾みやげの定番&新定番〔お菓子編〕
Report 02 台湾みやげ私の定番
必ず買って帰るもの、気になったもの
台湾にハマった理由はいくつもあるのですが、いちばん大きいのは「食文化」! 早朝からホテルを飛び出して、「おいしいもの探し」にほとんどの時間と体力を使います。そんな私が台湾に20年以上通い続けたなかでたどり着いた、「台湾みやげ~お菓子編~」現段階のベストチョイスをご紹介します。
「手天品社區食坊」のお菓子
名店は数あれど、「鳳梨酥(パイナップルケーキ)」はここで買うと決めています。台湾の主婦5人で始めた「手天品社區食坊」。商品はすべて毎朝店内の工房で手作り。2002年の創業以来、無添加・無着色・無香料。乳化剤やトランス脂肪酸は元より、ベーキングパウダーも不使用というから安心です。鳳梨酥はプレーン、胡桃、烏龍茶(胡桃入り)の3種類。なかでもぜひ試してもらいたいのが烏龍茶。ひと口かじると有機烏龍茶葉の香りがフワッと口に広がって、幸せな気持ちになります。もう一品必ず買うのが「ビスコッティー」。プレーンとチョコの2種類。噛み応えのあるポリポリ食感が癖になるお菓子で、気が付くと1袋食べ切ってしまうおいしさです。売り切れる場合もあるので、確実に購入したいなら公式Instagramでの予約がおすすめ。支払いは現金のみなのでご注意を。
鳳梨酥 各1個 プレーン40 NT$、胡桃43 NT$、烏龍茶(胡桃入り)47 NT$、ビスコッティー(1袋90g/プレーン、チョコ)各120 NT$
【shop data】
手天品社區食坊
台北市大安區潮州街188-1號
(営)月~木 9:30~20:00、金 9:30~21:00、土 9:30~18:00
日曜休
Instagram:@shoutianpin
※営業時間や休店日は変更の場合もありますので、公式Instagramで確認を
「登義」のドライフルーツ
ドライフルーツを買うなら、私はまず「登義」に足を運びます。「登義」は台北郊外の新莊で1985年に創業された漢方薬店。その支店が中山エリアのショッピングビル「誠品生活」4階にあります。同じフロアには「神農生活」もあるので、質もセンスもいい台湾みやげが一度にそろうのもうれしいところ。私が迷わず買い物かごに入れるのは二品。まずは、「紅心芭樂(ドライレッドグァバ)」のドライフルーツ。調味料は砂糖と塩のみ。無添加、防腐剤、色素不使用なのも安心です。グァバ特有の風味は天然そのもの。使われているグァバが新鮮なのがひと口かじるとわかります。もう一つが「梅子酵素橄欖(梅酵素オリーブ)」。食べ応えのある大きめのドライオリーブを梅酢エキスで味付けしたもので、お酒のつまみになりそうな大人な味わい。どちらも賞味期限が許す限り、まとめ買いして帰ります。試食ができるものも多いので、品質や味わいを自分の舌で確かめてみて。
梅子酵素橄欖(1袋約250g)150 NT$、紅心芭樂(1袋約130g)150 NT$
【shop data】
登義 南西分行
台北市中山區南京西路14號 誠品生活南西店4F
(営)月~木 11:00~22:00、金~日 11:00~22:30
無休
「COOKIE886」のほろほろクッキー
おそらく気になっている人も多いのでは?と思い、今回初めて足を運んでみた「COOKIE886」。唇に触れただけでほろほろと崩れ落ちる食感のクッキーは、「手荷物で持ち帰るのがマスト」と言われる繊細さ。おみやげとして持ち帰るには難易度高め⁉ですが、この食感を家族や友人と共有したいじゃないですか! お店は、MRT「雙連」駅から徒歩2分ほど、おしゃれなカフェや雑貨店が密集する人気エリア「赤峰街」にあります。行列店だと聞いていたので覚悟していたのですが、平日の閉店間際だったからか、並ばずに入れました。私が購入したのは、少量のボックス入り。「経典原味(プレーン)」「蜜香紅茶」「経典可可(ココア)」の3種類。厳選した材料を使ったやさしい甘さのクッキーは、噂通り、口に入れるとあっという間にほどけます。この食感を体感してみてほしい!
各1箱6個入り、経典原味109 NT$、蜜香紅茶129 NT$、経典可可119 NT$
【shop data】
COOKIE886
台北市中山區民生西路66巷25弄1號
(営)12:30~20:30
無休
※データや情報は旅行時のものです。変更になる場合もあります
撮影・文:鈴木香里
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この記事を書いた人
エディター・ライター鈴木香里
編集&ライターとしてフリーで活動中。『大人のおしゃれ手帖』では、旅行やお散歩系の企画、手仕事の取材記事、ファッションなどの特集ページのほか、隔月連載「それぞれの更年期」などを担当。好きになったら「とにかく通い、足で情報を得る」旅スタイルで、国内外問わず、リピートする旅先は多数。台湾には、2002年から20数年通い続けている。
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