大人の鎌倉散歩に。紅茶専門店でゆったりとしたひとときを【湘南通信】
鎌倉の地に48年!街の移り変わりを見つめる
『ブンブン紅茶店』

鎌倉駅から歩くこと10分。金運アップで有名な銭洗弁天宇賀福神社、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の夢に現れた稲荷神を祀り、出世開運のご利益があるとされる佐助稲荷神社など有名神社仏閣が点在する佐助エリアに、もうすぐ創業50年を迎える紅茶専門店があります。店内にはバーナード・リーチなどアンティークの絵画やポスターが飾られており、ひとつひとつに見入ってしまいます。
「子供の頃から紅茶が好きだったんです」
と店主の小木曽榮さん。1977年のオープン当初は喫茶店でしたが、インドやセイロンの茶園を訪ねるうちに紅茶専門店に。ともにお店をオープンしたお姉さんは、今ではティーインストラクターとして、紅茶教室を年に20〜30回開催。お店はご夫婦で営まれています。

40種類以上を揃える紅茶の中でも、この地域にちなんで名付けたオリジナルティー『佐助ブレンド』が一番人気。紅茶はすべて、抽出用とサービス用の2つのポットでいれるセカンドポットという方法で提供しています。
「この方法なら、紅茶が一番いいタイミングでお出しでき、時間がたっても渋くなり過ぎずに最後までおいしく飲んでいただけるから」と小木曽さん。
ケーキは、イギリスの伝統的なお菓子をベースに、オリジナルレシピで作っています。私のおすすめは、メレンゲと生クリームとカスタードに、ベリーの酸味がアクセントになった『スノーフレークケーキ ベリー』。イギリスの名門パブリックスクールのひとつイートン校の学食で出されている『イートン・メス』をアレンジしたものだそう。口に入れて、閉じた瞬間、溶けるようになくなってしまう不思議な食感です。ベリーのほかにレモンもあり、イチゴに変わる時季も。
ケーキセット ¥1,200〜

奥には個室も。友達同士や家族で、気兼ねなく過ごせそうです。

茶葉の販売コーナーもあります。ラベルは画家・宮下昌也氏の描き下ろしによるオリジナル版画。おいしいいれ方レシピもついているので、お土産にしても喜ばれること請け合いです。
ブンブン紅茶店
神奈川県鎌倉市佐助1-13-4
営:10:00~18:00 火曜休
instagram:@bunbuntea
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この記事を書いた人
ライター髙橋千恵子
東京生まれ、東京育ち。子どもの頃、夏休みの度に過ごした湘南へ引っ越し。軽いお試し移住のつもりが、湘南の魅力にハマりました。海や山が近く、人も時間もゆったりとした環境で、ネコと暮らしています。ライターとしての専門は美容。
Instagram:@c_shonan1019
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