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2024年6月号

2024年5月7日(火)発売
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更年期特有のニオイ、冬もご用心!

大人のおしゃれ手帖編集部

女性ホルモン(エストロゲン)の減少、加齢などが複合的に関与することで発症すると考えられている「更年期障害」ですが、体から発する「ニオイ」にも変化をもたらします。
まだまだ働き盛りで人と接することも多い50代。日々の対策を心がけましょう。

女性ホルモンの減少が特有のニオイの原因にも!

更年期障害の症状にはほてりやのぼせ、ホットフラッシュなどの「血管の拡張と放熱に関係する症状」と、頭痛、肩こり、疲れやすさなどの「さまざまな身体症状」、気分の落ち込み、イライラ、不眠など「精神症状」があります。この女性ホルモンの減少で起こる不調、特に下記のふたつが、更年期特有のニオイの原因に。

●血管の拡張と放熱に関係する症状は「汗臭」に
ほてりやのぼせ、ホットフラッシュなどによるベトベトした汗や寝汗は、放っておくと「汗臭」となってニオイを引き起こします。

●精神症状は「疲労臭」に
気分の落ち込み、イライラ、意欲の低下、情緒不安定、不眠など。交感神経が優位になり興奮状態になると「疲労臭」につながり、アンモニア臭を発生します。

更年期特有のニオイは冬にも要注意

40代以降、女性ホルモンは減少し、更年期を境に男性ホルモンが相対的に増えていきます。女性ホルモンが減少していくと、自律神経の乱れを引き起こして活性酸素が増え、皮脂が酸化しやすくなり、加齢臭のもとであるノネナールが発生。加齢臭(ノネナール)は、男性だけのニオイと思われがちですが、実は女性も発生しているのです。
更年期特有のニオイは、自律神経が関わっているため、季節とは関係なく発生。自分の体臭に合わない香水やボディクリームを使用するとニオイが混ざることもあるので注意が必要です。

冬のニオイ対策

皮膚表面の皮脂の酸化や、代謝や発汗などに由来する体臭は、バランスのよい食事、適度な運動、ストレスをためない、質の良い睡眠など、生活習慣を改善し、健康な状態であることが大切。
冬は汗腺の働きが弱くなるので、ひじから先、ひざから下を42℃のお湯に10分~15分つける「手足高温浴」で汗腺トレーニングをしたり、ニンニク、玉ねぎ、ネギ類、激辛フードなどの食材やお酒を控えること、たばこの本数を減らすことも体臭の軽減につながります。ミドル脂臭(ジアセチル)には、殺菌作用のある専用のシャンプー、ボディソープを使うのも効果的。

洗っても落ちない疲労臭には、腸内環境の改善を

東海大学理学部化学科の関根嘉香教授が大腸内のビフィズス菌の変化と疲労臭の関係性を検証する実験を行ったところ、大腸内のビフィズス菌のエサとなるラクチュロース(ミルクオリゴ糖)を継続的に摂取し、腸内環境を改善することで疲労臭を軽減できることがわかりました。
ビフィズス菌が産生する短鎖脂肪酸は腸内でアンモニアを中和する作用があり、また、アンモニアを産生する腸内細菌(悪玉菌)の働きも抑制すると考えられます。
大腸内で短鎖脂肪酸を増やすには、ビフィズス菌とともに豆類、イモ類、根菜類、海藻類、果物などに含まれる水溶性食物繊維やミルクオリゴ糖などを摂るのがおすすめです。


監修/東海大学 関根嘉香先生
理学博士・東海大学理学部化学科教授。1991年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了後、日立化成工業株式会社を経て現職。慶應義塾大学大学院、神奈川県立保健福祉大学の非常勤講師を兼務。ヒト皮膚から発生するガス成分を測定し、健康状態との関連を研究。このガス成分を用いた個人認証技術の研究も開始。

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