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大人のおしゃれ手帖 5月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年5月号

2024年4月6日(土)発売
特別価格:1360円(税込)
表紙の人:南果歩さん

2024年5月号

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大森由紀子さんのおもてなしレシピ
チョコマロンケーキ

チョコマロンケーキ

【教えてくれたのは・・・】
フランス料理・お菓子研究家
大森由紀子さん
東京と京都でフランス菓子・料理教室を主宰。
パリのル・コルドン・ブルーでフランス料理と菓子を習得し、フランス全土を周って食文化や歴史を研究。

今回教えていただいたケーキは、フランスの家庭の味「ガトー・オ・ショコラ」がベースです。
「洋菓子はたくさんバターを使うので、大人世代には重たく感じる方も多いはず。バターの代わりになるものがないかと思案していたときに、ひらめいたのがズッキーニでした」

口径15cmのマンケ型1台分

  • ズッキーニ

    75g

  • 卵黄

    30g(約1.5個分)

  • 卵白

    45g(約1.5個分)

  • チョコレート

    75g(板状のものなら細かく刻む)

  • グラニュー糖

    50g

  • 少々

  • 薄力粉

    23g

  • 栗の甘煮

    7個

*準備:型にバターを塗り、底にクッキングペーパーなどを敷く

大森さんが考案した、バターをズッキーニに置き換えたケーキは、軽くさっぱりとした味わい。
低カロリーなので、罪悪感なくいただけます。
「お菓子作りは科学実験のようなもの。分量や材料を変えて何度も試作を重ね、このレシピにたどり着きました。しっとりとした口当たりで、バターを使っていないとは思えないほど。ズッキーニを使っていると言わなければ気づかないと思います。製菓用がなければ市販の板チョコでも大丈夫。栗の代わりに洋梨やブルーベーなどの旬の果物やナッツを入れるなど、アレンジも楽しめます」

作り方

  1. ズッキーニは、1㎝幅の輪切りにし、卵黄と一緒にフードプロセッサーにかけてピューレ状にする(多少、つぶが残っていてもよい)。

  2. チョコレートを湯煎で溶かす。
    溶けたら湯煎からはずしておく。

  3. 卵白を泡立てる。
    6分ほど泡立ったら、グラニュー糖を3~4回に分けて加え、角が立つまでしっかり泡立てる。

  4. ②が温かいうちに①と塩を混ぜ、さらに薄力粉をふるい入れ、全体をゴムベラでさっくりと混ぜる。

  5. ④に③を3回に分けて加え、下から上へとすくいながら、泡を消さないように静かに混ぜる。

  6. ⑤に4等分にカットした栗の3分の2の甘煮を混ぜる。
    底にクッキングペーパーを敷いておいた型に流す。
    残りの栗を上に散らし、180℃のオーブンで30分焼く。

撮影/安彦幸枝 編集・文/坂口みずき

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