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大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

2025年1月号

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本間節子さんのおもてなしレシピ
煎茶と葡萄のゼリー

本間節子さんのおもてなしレシピ 煎茶と葡萄のゼリー

煎茶と葡萄のゼリー

【教えてくれたのは・・・】
お菓子研究家・日本茶インストラクター
本間節子さん

今回紹介していただいた煎茶のゼリーで使うのは、アガーという海藻やマメ科の植物の抽出物。
「ゼラチンの場合、お茶に含まれるポリフェノールの一種がたんぱく質を変性させてしまい、白くなって透明に仕上がりにくいんです。また、寒天の場合は、甘さを控えると白濁してしまいます。試行錯誤の末、お茶をいちばん透明かつ色鮮やかに固められたのがアガーだったんです」

アガーは常温でぷるぷるに固まり、瑞々しい食感が持続するのが特徴。
「無味無臭なので香りのある食品を固められ、お茶だけでなくフルーツゼリーにもおすすめ」と本間さん。
「秋はフルーツがおいしい季節。葡萄のほかにも梨、柿、りんごなどでもおいしく作れ、さまざまなお茶のゼリーとの組み合わせが楽しめます。つるんとのどこしがいいので、幅広い年齢の方に喜んでいただけます」

材料(4人分)

  • 煎茶(お茶のゼリー)

    10g (深蒸し煎茶などの細かい茶葉は8g)

  • 湯(お茶のゼリー)

    250mL

  • アガー(お茶のゼリー)

    5g

  • 砂糖(お茶のゼリー)

    30g

  • 水(お茶のゼリー)

    150mL

  • 葡萄(葡萄のゼリー)

    100g(巨峰で約10粒)

  • レモン汁(葡萄のゼリー)

    小さじ1

  • 水(葡萄のゼリー)

    200mL

  • アガー(葡萄のゼリー)

    3g

  • 砂糖(葡萄のゼリー)

    20g

作り方

  1. 鍋に水を入れ、アガーと砂糖を混ぜて入れて火にかけ、沸騰したら火を止める。

  2. 急須にお茶の葉を入れて適温の湯を注ぐ(煎茶の場合は80℃)。
    茶こしを通して①に注ぎ、混ぜる。

  3. ②の鍋底を冷水にあて、粗熱が取れたらガラスの器に注ぎ、冷蔵庫で冷やす。

  4. 鍋に湯を沸かし葡萄を皮ごと入れ、10秒したら冷水(分量外)に取り出し、葡萄の皮を湯むきし、ボウルに入れる。
    皮はとっておく。

  5. ①と同じ手順で作ったゼリー液に④の葡萄の皮を入れ一混ぜし、レモン汁を加える。
    ザルでこしながら耐熱ボウルに注ぎ入れ、葡萄の実を入れて冷蔵庫で冷やし固める。

  6. ③と⑤が固まったら⑤をスプーンですくい、③の上に盛り付ける。

撮影/安彦幸枝 編集・文/坂口みずき

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