50代の肌と代謝を助ける最強の野菜【ブロッコリースプラウト】毎日じゃなくていい? スギアカツキさんに聞いた効果的な摂取方法と選び方
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年齢を重ねると、食事や健康についてこれまで以上に気を配るようになるもの。でも毎日の食卓を大きく変えるのはなかなか大変です。そんなときにぜひ取り入れてみてほしいのがブロッコリースプラウト。サラダや料理に添えるだけで、大人世代に嬉しい栄養素をたくさん摂取できるのです!
今回は、そんなブロッコリースプラウトの素晴らしい効能、効果的な摂取方法、おすすめの食べ方などについて紹介していきます。
教えてくれたのは・・・
食文化研究家、長寿美容食研究家
スギアカツキさん
東京大学農学部、同大学院医学系研究科で、基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学など幅広く学ぶ。独自に長寿食、健康食の研究にも取り組み、テレビや雑誌でも活躍している。
ブロッコリースプラウトの栄養素
ブロッコリースプラウトの栄養素でもっとも注目されているのが「スルフォラファン」です。スルフォラファンは、ポリフェノールやリコピン、イソフラボンなどと同じ「ファイトケミカル」という植物性由来の健康成分のひとつで、近年さらに関心が高まっています。ブロッコリースプラウトにはそれが豊富に含まれており、とくに特定品種である発芽3日目の新芽「ブロッコリースーパースプラウト」のスルフォラファンの含有量はブロッコリーの20倍以上もあるのです。
スルフォラファンには、健康維持に重要な役割を担う体内の抗酸化酵素や解毒酵素を活性化する働きがあり、抗糖化や抗炎症の作用も知られています。これらの酵素は、年齢を重ねるにつれて体内での分泌量が減少していくので、スルフォラファンによって減少した酵素の生成を補うことができるわけです。
その他、ビタミンやミネラルも豊富で、“抗酸化ビタミン”として知られる3つのビタミン(ビタミンA〈β-カロテン〉、ビタミンC、ビタミンE)は、β-カロテンがトマトの約2倍、ビタミンCがレモンやピーマンの約2倍、ビタミンEがにんじんの約5倍も含まれています。
大人世代に嬉しい効果がたくさん!

スルフォラファンは、抗酸化と抗糖化の両面からお肌の健康を保つ作用が期待できます。抗酸化作用はシミやそばかす、日焼けの原因となるメラニン色素の生成を抑えたり、お肌の潤いを保ったりしてくれるのです。また、肌トラブルには糖化も関係していて、シワやたるみの原因も防いでくれます。スルフォラファンは、とくに紫外線が強い夏に積極的に摂りたい成分です。
②ダイエット
体重減少に関する効果も報告されています。成人男女25名を対象とした研究では、ブロッコリースーパースプラウトを2カ月間食べたところ、腹囲が平均2.5cmマイナスになり、体重やBMIも低下したという結果があります。スルフォラファンが脂肪を消費しやすい形に変化させたり、腸内フローラのバランスを整えたりする働きも明らかになっているので、ダイエット中の体づくりをサポートする働きも期待できるでしょう。
③花粉症の改善
スルフォラファンは体内の炎症を抑え、花粉症の改善に役立つ可能性があります。マウスによる実験ですが、スルフォラファンを摂取すると、アレルギー反応を引き起こす物質であるIgE抗体の発生量が半分以下に抑えられることがわかりました。さらに、ヒトを対象とした臨床試験でも、ブロッコリースプラウトを摂取することで、花粉が多い時期のくしゃみの回数が少なくなったという結果があります。
④血糖値の上昇を抑える
スルフォラファンは、血糖をコントロールをするインスリンの働きを高め、血糖値の改善に役立つことも期待されています。2型糖尿病患者100名を対象とした実験では、スルフォラファンを12週間摂取したグループは、摂取していないグループと比べて空腹時血糖値が10%低下したことが報告されています。
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