大掃除前に!「手放し先」リスト2
© UNICEF/UNI187047/Noorani
年末の大掃除に向けた「手放し先」リスト。
2回目は、ごみとしては捨てられず、手放し方がわからないあれこれの処分方法を、片づけのプロ・下村志保美さんにお伺いしました。
ユニセフ外国コイン募金
使わない通貨で、世界の子どもを支援
HOW TO
空港以外で募金箱があるのは、三井住友銀行、JTBグループなど。郵送でユニセフ協会に送ることもできます。コインのみなら普通郵便か宅配便(送料は自己負担)で送ればOK。受け付けているのは、現在流通している通貨のみなので注意。
URL:https://www.unicef.or.jp/cooperate/coop_coin.html
電話:0120-88-1052(10時~17時)
©日本ユニセフ協会
パソコン無料回収のリネットジャパン
パソコンのレアメタルを回収、障がい者の職場づくりも
HOW TO
インターネットで申し込み、段ボールに梱包。伝票記入不要で、指定日時に佐川急便が回収してくれます。
あとは、回収処理の完了メールがくるのを待つだけでOK。パソコン以外のプリンタ、電子レンジ、携帯電話などの家電の回収も行っています。
URL:https://www.renet.jp/
消火器リサイクル推進センター
古くなった消火器を、環境負荷をかけずリサイクル
自宅を購入したり引っ越した時に設置して、そのままになっていることが多い消火器。住宅用消火器の使用期限は5年ほどで、それを超えると正常に使えない場合があり用をなしません。
場所もとるものだし、古いものをいつまでも置いておくのも不安ですが、粗大ごみでの引き取りは不可。環境の負荷にならない方法で消火器をリサイクルする、「消火器リサイクル推進センター」を活用しましょう。処分できるのは、国内で製造された消火器です。
HOW TO
回収窓口は、①指定引取場所(約200カ所 *消火器メーカーや運送会社、産廃業者など)と、②特定窓口(約5000カ所 *消火器販売店、防災点検業者、ビル管理会社、警備会社など)の2種類があり、①か②に持ち込むか回収を依頼します(運送料は別途)。特定窓口に持ち込む場合は別途、保管料や手数料がかかる場合があります。
リサイクルシールが貼ってあるものは指定引取場所に持ち込めば無料で回収されます
(シールがないものは、小型用リサイクルシールが必要。)。特定窓口に持ち込む場合は別途、保管料や手数料がかかる場合があります。リサイクルシール代は自由価格で、特定窓口ごとに値段が異なります。
URL: https://www.ferpc.jp/
電話:03-5829-6773
教えてくれたのは
下村志保美さん
ライフオーガナイザー®、ファイナンシャルプランナー。
夫の転勤で海外生活を経験し、本当に必要なものだけで暮らす生活を実践。セミナーや個人レッスンで活躍。著書に『片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方』(三笠書房)。
テキスト/田中絵真
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