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2024年2月・3月合併号

2024年1月6日(土)発売
特別価格:1480円(税込)
表紙の人:吉田羊さん

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真藤舞衣子さんの、腸をキレイにする日々の食事と暮らし

大人のおしゃれ手帖編集部

「便秘」という状態がよくわからないというほど快腸の持ち主、料理家の真藤舞衣子さん。
ご自身は実際にどんな食事や生活習慣を持っているのか、興味津々で伺ってきました!

おいしいから毎日。発酵食の力は大きい

いつも美しい肌で生き生きとした印象の真藤舞衣子さん。
その秘密を伺っているうちに、真藤さんが便秘知らずだと知ることになりました。

真藤さんといえば「発酵食」。もちろんそのことが真っ先に浮かびます。
「食生活は健康オタクだった祖母の影響が大きいです。真藤家は祖母・母・私と三世代女系家族で、みんな食べることが大好きなのですが、まず〝おいしい〟から入ります。
産地や作り手が見える調味料や食材で料理し、腸にいいとされる発酵食も当たり前に食卓に並んでいました。
とにかく、”おいしいものをおいしく食べる”ということが我が家の鉄則で、子どもの頃から便秘知らずだったのもそれが理由のひとつだと思います」

健康にいいから発酵食ではなく、おいしいから発酵食。
まずはそれが原点のようです。

そんな発酵食ライフはもちろん、日々の生活スタイルにも迫ります。


真藤さんの暮らしにヒントあり!キレイな腸を保つ習慣6

真藤さんの生活習慣を伺ってみると、
こんなことが腸にもいい影響を与えているのでは?と思えるヒントがたくさんありました。

1. “なんとなく不腸”はオイルが足りてないとき

なんとなく“不腸”かな?と感じるときの共通点を探ると、オイル不足だと気付きました。
良質の油をとることは大切。いろいろな油を常備して料理に合わせて使っています。

(左から)山梨県産のオリーブのみを使って搾油した前田屋のオリーブオイルは加熱せず料理にかけたりトッピングとして。調理にも使うキヨエのオリーブオイルは和食に合う。炒め物や揚げ物、お菓子作りなどに幅広く使うのは三和油脂の米油や、薫り高い岩井のごま油2種。

2. よく嚙むことは腸によい循環をもたらします

私、すごくよく嚙んで食べます。だいたいひと口で30回くらいかな。
嚙むことで唾液が出るので、消化酵素のはたらきを促して、きちんと栄養が体を巡る。
だからお通じにもいいはずです。

3.一年中、おなかまわりに隙間を作りません!

おなかは冷やさないようにしていて冬は腹巻やヒートテックが必須。
夏もレッグウォーマーやアンクルウォーマーなどを身に着け、素足で過ごすことは避けています。

4. 乾物とこんにゃくは、365日常備食材

豊富な食物繊維が腸の調子を整えてくれる乾物やこんにゃくは、毎日何かしらの料理に登場。
余った野菜もすぐ干して丸ごといただいています。

赤いこんにゃくは京都・藤清の近江八幡赤こんにゃく。
大分の原木椎茸、宮崎県産の有機栽培切り干し大根、熊本県の天草ひじき、長野県の凍り豆腐など、乾物も国産のものを購入。

5. 発酵食はおいしいから続くのです

発酵食材は真藤さんの真骨頂。
味噌、梅干し、納豆などすべて自家製。
「手作りのよさは、素材や味をすべて自分好みで決められるところ」。
おいしいと感じることが何よりなんです。

納豆は茹でた豆に納豆菌を加え24時間保温・発酵させ一日寝かせるとできあがり。
梅干しは塩気少なめに。味噌は豆味噌、米味噌、小豆味噌など1kgずついろいろ作っては常備。
「小豆味噌は体を温めるので女性におすすめ」

6.「会いたい人に会う」から人付き合いのストレスはありません

緊張すると腸のリズムが少し乱れると感じることが。
無理をせず自分が心地よくいられる人付き合いをキープすることが快腸にもつながる気がしています。


真藤さん、毎日どんなものを食べているの?

腸活といえば、やはり気になるのは食生活。
真藤さんがふだん、どんなものを食べているのか、とある一日の食事を覗かせていただきました。

朝・昼兼用

発酵食材と乾物がたっぷりたんぱく質もしっかりとります
最近、できるときは、1日2食のほうが調子がいいみたい、という真藤さん。
ということで、朝・昼は兼用です。

「以前も食べ過ぎた日は胃腸を休ませるため、翌日の朝食を抜くこともありましたが、最近はふだんから1日2食がちょうどいいと感じるようになりました」

何もなければ朝・昼兼用ごはんを11時から12時に、晩ごはんを夜8時から9時頃とって、朝まで16時間空けているそう。朝・昼兼用の食事は発酵食材と乾物がたっぷりの和食メニュー。

「こんなごはんが1日1回食べられるとほっとしますし、体の調子もいいですね」

【真藤さんの解説】
①豚汁
発酵食の代表選手、味噌汁は、ニンジン、ごぼう、干し椎茸、などと、豚肉も入れて豚汁仕立てにしてたんぱく質もちゃんととります。これ1杯で充分なくらいボリュームたっぷり。

②ひじき煮
ひじき、しらたき、ニンジンなどに少しお酢も加えています。
乾物がたくさんとれる、真藤家の定番おかず。

③ごはん(白米)と自家製梅干し
朝はごはんをしっかり。基本は白米。
「玄米などをいただくときもありますが、健康のためというより食べたいと思ったらという感じです」。
発酵食材でもある手作りの梅干しは塩分が少し控えめ。
「質素でも、いい食材で、自分好みの味付けであればもうそれだけで充分おいしくて満足です」

発酵・根菜・油をバランスよく炭水化物は少なめです
夜の食事は、主菜・副菜を中心に。2~3人分作って、
家族や友人と一緒にいただきながら、お酒もたしなみます。
楽しくおいしい食事の時間で、心も満たされます。

「夜は、ひとりのときもありますが、母や気の置けない友人たちと一緒にとることも多いです」と真藤さん。
この日作っていただいたのはそんなときのメニュー。
みんなで楽しむときも発酵食材、根菜、油という腸活キーワードが自然に網羅されていました。
「お肉は元気の源なので、しっかりとりますし、油もとりますが、そのぶん炭水化物は控えめに。外食のときも、お気に入りのお店に行くことが多いですね」

①乳酸発酵白菜と牛肉の炒め物
牛肉と、手作りの乳酸発酵白菜を甘辛く炒めて、味付けにはしょっつるを使っています。
独特の風味がほんのりおいしい。

②根菜の揚げびたし
今日は芽キャベツ、レンコン、カリフラワー、栗、ゴボウ、椎茸、長芋と、根菜と季節の素材尽くし。
いい油はとっても罪悪感がありません。

③エビワンタン
たたいたエビ、豚肉で作ったぷりぷりのワンタン。
「母はかたまり肉を自ら挽くほど、ひき肉の素材にもこだわっていました。やはりそれだけおいしいんだと実感しています」

④ピータン豆腐
材料はピータン、豆腐、ごま油、塩だけで旨味たっぷり。
たんぱく質もとれる、お酒が進むおつまみ。

味を決める調味料にはものすごくこだわっています

シンプルな料理でも、むしろ、シンプルだからこそ調味料が大事。
喜界島粗糖、白扇酒造の福来純本みりん、飯尾醸造の純米富士酢、国産のはちみつなどを常備。


真藤さんが考える腸にいい食事のカギ


旬の素材を使う大切さは京都の禅寺・大徳寺の塔頭で生活したときに教わりました。
その時季に必要な栄養が体の巡りもよくしてくれるのだと思います。

発酵
幼い頃から慣れ親しんだ発酵食は、私の食生活の軸であり、まさに腸活の要。
いつも作る万能調味料の塩糀はシンプルな材料だからこそ、選び抜いた素材で作ります。


変に油を敬遠しないことが腸活には大切。
いい油は体に必要なんです。
そのぶん質にはこだわって、〝素性のわかるもの〟を手に入れています。

教えてくれたのは・・・
真藤舞衣子さん

発酵研究家、料理家。発酵食をはじめとする料理を通じて環境を考えた暮らし方や食育を提案。雑誌やテレビ、ラジオ出演、講座、イベント等、多岐にわたり活躍。近著に『発酵美人になりませう。』(宝島社)、『ポリ袋で簡単、おいしい はじめてのみそ作り』(エムディエヌコーポレーション)ほか。


撮影/萬田康文 スタイリング/真藤舞衣子

大人のおしゃれ手帖2023年2月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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大人のおしゃれ手帖編集部

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