カテゴリー

人気タグ

大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

最新号&付録

大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

2025年1月号

閉じる

記事公開日

最終更新日

この記事の
関連キーワード

大人のおしゃれ手帖
の記事をシェア!

喉を乾燥させない6つの方法
ドライマウス対策にも

大人のおしゃれ手帖編集部

喉の乾燥対策

喉が乾燥するとウイルスや細菌に感染しやすくなります。
こまめに対策をして喉を乾燥から守りましょう。
女性に多いといわれる「ドライマウス(口腔乾燥症)」についても解説しています。

喉が乾燥しやすいのはこんなとき

「喉が乾燥してカラカラ……」という経験は誰しもあることでしょう。
喉が乾燥しやすい場面や原因には次のようなものがあります。

・口呼吸
・エアコンの使用時
・飛行機などでの移動時
・薬の副作用
・ストレス
・加齢
・病気の影響
など。

口呼吸は口の中の唾液が蒸発して喉の乾燥につながります。
エアコンが効いた室内や、飛行機などでの移動時も、乾燥した空気を吸うことで喉が乾燥しやすくなります。
また、抗うつ剤や降圧剤などの薬を飲んでいると、薬の副作用で唾液の分泌量が少なくなり、喉の乾燥を感じることがあります。

ストレスがあるときに、交感神経の刺激によって唾液の分泌量が少なくなることも。
また、加齢に伴う唾液の分泌量の低下が影響している場合もあります。
病気の影響としては、シェーグレン症候群という自己免疫疾患などが挙げられます。
シェーグレン症候群は涙腺や唾液腺などに炎症を起こす病気で、女性に多いといわれています。

喉が乾燥すると感染症にかかりやすくなる

喉の乾燥対策喉の粘膜には、体外から入ってきたウイルスや細菌などの異物を体内に入れないようにするバリア機能が備わっています。
しかし、喉が乾燥するとバリア機能が弱くなり、ウイルスや細菌に感染しやすくなります。
感染症になると喉に炎症が生じて痛みや腫れが起こることもあります。

女性に多い「ドライマウス(口腔乾燥症)」とは?

喉の乾燥対策「ドライマウス(口腔乾燥症)」とは、口の中の唾液が少なくなり乾燥する状態。
※日本口腔外科学会によると、広い意味でのドライマウスは、唾液分泌の低下だけでなく、口が乾いていると自覚するすべての症状をさします。

ドライマウスは女性に多いといわれており、口の中がネバネバする、パンなどの乾いた食べ物が食べにくくなるなどの症状が現れます。
唾液は口の中をきれいにする浄化作用など、さまざまな働きをしています。
ドライマウスが進行すると、感染症にかかりやすくなるだけでなく、虫歯や口臭、口の中の痛みなどが現れることも。
気になるときは歯科を受診し、適切な検査や治療を受けましょう。

自分でできる喉の乾燥対策

喉の乾燥対策

こまめに水分をとる

少しずつこまめに水分をとることで喉や口の中をうるおしましょう。
寒い季節や、デスクワークで仕事に集中しているときなどは水分摂取を忘れがちですが、脱水症状を防ぐためにも意識して水分をとりたいですね。

部屋を加湿する

室内で過ごすときは部屋を乾燥させないことも大切。
加湿器を活用するほか、濡らしたタオルを数枚干したり、洗濯物の部屋干しをしたりするのもおすすめです。
暖房器具を使用するときは、エアコンの風が直接当たらないように風向きを調整したり、パネルヒーターのように風が出ないタイプの暖房器具を使ったりする方法もあります。

マスクをする

喉や口の中を乾燥から守るにはマスクも効果的。
マスクの中にフィルターや蒸気の出るものが入った使い捨てタイプの保湿マスクは、より高い保湿効果が望めます。
就寝用や昼夜兼用などがあるので、目的に合わせて選びましょう。
就寝時にマスクをする場合は、肌ざわりのよいシルクや綿のマスクもおすすめです。

口呼吸を避ける

口呼吸は喉や口の中の乾燥につながるため、鼻呼吸を意識しましょう。
花粉症などによる鼻づまりで口呼吸になっている場合は鼻づまりの治療をします。
また、睡眠時無呼吸症候群の人は就寝中に口呼吸になっていることがあるため、気になるときは医療機関を受診しましょう。

うがいをする

うがいは喉や口の中をうるおすと同時に、口の中についたウイルスや細菌、花粉、ほこりなどを洗い流すことにもつながります。
特に外から帰宅したときはうがいを習慣にしましょう。

よく噛んで食べることで唾液の分泌を促す

唾液の分泌量が減ると喉や口の中が乾燥しやすくなります。
唾液の分泌を促すには、よく噛んで食べることが効果的です。
食べ物をよく噛むことは、胃腸の負担の軽減や食べ過ぎの防止にも役立ちます。

(まとめ)
感染症やつらい喉の痛みを予防するためには、のどを乾燥から守ることが大切。
日頃からこまめなケアを心がけたいですね。


構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事のキーワード

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

執筆記事一覧

Instagram:@osharetecho
Website:https://osharetecho.com/
お問い合わせ:osharetechoofficial@takarajimasha.co.jp

記事一覧へ戻る

大人のおしゃれ手帖の記事をシェア!

関連記事