新常識! 「美肌」のために習慣化したい50代からの正しいケア
〈UVケア〉
紫外線はシミ・シワ・たるみを招く大敵。
美肌のために不可欠なUVケアですが、きちんとできていない人も多いそう。
肌にやさしく確実なUVケアを身につけて。
13. 化粧下地、ファンデーションなど、全部にUVカットの成分が含まれていたほうがいい
△ 理論的には、紫外線カットの数値は上がるけれど……
UVカット成分を含む化粧品をいっしょに使うと、理論的には幅広い波長域の紫外線をカットできると考えられます。
注意したいのは日焼け止めの適量。
一般に乳液タイプは500円玉大、クリームタイプはパール粒2個分が顔全体に塗る適量です。
「適量を塗るとベタつきや白浮きが気になったり、塗り直しが難しいことも。
私はパウダーファンデーションだけでUV対策をしています。色粉が紫外線をカットしてくれるので肌への負担が少なく、塗り直しも簡単です」
14. マスクや服の下は日焼けしない
× UVカット効果があるものでないと焼ける
紫外線はマスクや洋服の上からでも、容赦なく肌にダメージを与えます。
「特に目の粗いものは紫外線を通すので、気づかないうちに肩やデコルテにシミができてしまうことも。
ボディにも日焼け止めを塗ったり、UVカット効果のあるカーディガンや手袋などを使って」。
日焼け止めは塗ってから15分くらいで効果が安定しますが、時間がたてば効果はなくなります。
2時間おきに適量を塗り直して。
UV-A波は真皮まで達してコラーゲンを変性・劣化。シワやたるみをつくります。
UV-B波はメラノサイトを増やし、シミの原因に。
15. UVケアをすると骨が弱くなる
△ 過剰なケアで骨が弱くなる人も
紫外線を浴びると、骨を強くする働きを持つ「ビタミンD」が皮膚の中で作られます。骨の健康のためには、両手のひらくらいの面積で1日20分くらい日に当たることが必要といわれています。それすら浴びないほどの過剰なケアには注意して。ただし、晴天が続く1 週間に、毎日2 時間外出する主婦が浴びる紫外線は、真夏の海水浴で1 時間に浴びる紫外線と匹敵するというデータもあるので、日々の紫外線も侮らず、UVケアはしっかりと。
16. 紫外線吸収剤は肌によくない
△ かぶれやすい人は気を付けたい
UVカット成分には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」があります。
前者は紫外線を吸収して化学変化を起こし、別のエネルギーに変換することで、紫外線の影響を軽減します。
「一般的に肌への刺激が強いと言われているのは紫外線吸収剤で、敏感肌の人はかぶれを起こすこともあります」。
かぶれなどが出なければ問題はないので、自分の肌に合うものを選んで。
17. 目から入った紫外線で皮膚も老化する
○ メラノサイトが刺激されるのでシミの原因に
目から紫外線が入ると、その情報が脳に送られます。
すると、脳は紫外線から体を守れという指令を出すため、表皮にある「メラノサイト」が刺激されて、メラニンがたくさんつくられることに。その結果、シミができてしまうのです。
また、紫外線は目そのものの老化にもつながります。
美肌のためにも目の健康のためにも、サングラスや帽子などで、目から入る紫外線も防ぐようにしましょう。
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大人のおしゃれ手帖2023年4月号より抜粋
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