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大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

2025年1月号

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【連載】桐島かれんさん BloomingLife 〜レモンでごちそう〜

大人のおしゃれ手帖【連載】桐島かれんさん BloomingLife 〜レモンでごちそう〜

庭で収穫したもぎたてのレモンをまるごと楽しむ絶品パスタは、無農薬で育てた自家栽培ならではの味。
鉢植えならベランダでも育てられるので、ぜひ挑戦を。

庭のもぎたてレモンでみずみずしい旬の味わいを

大人のおしゃれ手帖【連載】桐島かれんさん BloomingLife 〜レモンでごちそう〜

わが家はみんなレモンが大好き。
フライや焼き魚に搾ったり、サラダのドレッシングにしたり……と万能な調味料として活躍するので、キッチンには常備しています。
レモンの香りと苦みを味わうためには、皮ごと使うのが一番。

そのためにも無農薬のものを選んでいますが、店頭にないこともあるし、お値段も張りますよね。
そんなときの強い味方が、自家栽培のレモン。
葉山の家では、17年ほど前に植えたレモンの木が、毎年50個以上の実を付けます。

逗子の植木市で購入したときは30㎝ほどの小さな苗木でしたが、今では私の背をゆうに超える高さに。
秋から冬、春と少しずつ時期をずらして収穫できるので、長くもぎたてを楽しめるのもよいところです。
脇役になることの多いレモンですが、ときには主役にして、風味を存分に味わいたいもの。

皮も搾り汁もふんだんに
レモンが主役のクリームパスタ

今回ご紹介するクリームパスタは、皮も果汁もまるごと使った、まさにレモンがメインの料理です。

まずは、洗ったレモンの果汁を搾ります。
表皮はカットして内側の白いわたを取り除き、細かいみじん切りに。
フライパンにバターを入れて中火にかけ、生クリームを加えてとろみがつくまで煮たら、塩少々で調味。

4分の3くらいまで煮詰めたら白ワイン、レモン果汁、レモンの皮の半量を加えてひと煮立ちさせ、ゆであがったパスタを絡めます。
パスタをゆでる際は搾った後のレモンも入れて、香り付けするのもポイント。

そこにルッコラとパルミジャーノ・レッジャーノチーズを加え、塩と黒こしょうで味を調えて混ぜ合わせます。

器に盛り付けたら、最後にレモンの皮の残りと砕いたピスタチオ、さらにパルミジャーノ・レッジャーノチーズをかけて完成。
濃厚なのに爽やかな、わが家で大人気のメニューです。

残ったレモンでキッチンまわりをおそうじ

レモン果汁に含まれるクエン酸は、アルカリ性の水あか汚れに有効。

「搾ったあとのレモンでシンクや水栓まわりにこすって洗い流すと、ピカピカになってほのかな香りも楽しめます。器にレモンと水を入れて電子レンジにかければ、庫内の汚れやにおい落としにも」


〈かれんさん着用〉
(トップ写真)クロスチェックワンピース¥55,000/ハウス オブ ロータス ニ子玉川店
(2枚目)コットンリネン刺繍ブラウス¥29,700/ハウス オブ ロータス ニ子玉川店、ストローハット/かれんさん私物

撮影/平岡尚子 文/工藤花衣
大人のおしゃれ手帖2023年4月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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