そうじは"ついで"でOK! いつの間にかキレイが続く
現在発売中の『大人のおしゃれ手帖』2023年6月号掲載の「時短家事、5つの法則」では、知的家事プロデューサーの本間朝子さんに、時短家事のコツや考え方のヒントを伺いました。実は誌面では取り上げられなかったヒントはまだまだたくさん! 今回は5つの法則のうち「いつやるか(時)」に関するアイデアをご紹介します!
キッチンの排水口そうじは、
ネット交換のついでに
ちょっと放っておくと、ヌメヌメやドロドロ汚れが付いてしまう、キッチンの排水口。そうじをしなくちゃと思っても、なかなか気が乗らない家事のひとつではないでしょうか。
「必ずやる家事に、排水口そうじをくっつけましょう。排水口のゴミ受けバスケットのネットを交換するタイミングで、ついでにそうじをするのがおすすめ。新しいネットに洗剤をつけて、シンクもバスケットも排水口も洗って、泡のついたままセットします。そうじのタイミングに悩まなくて済みますし、常にきれいな状態をキープできますよ」
浴室はボディソープで
入浴中にササッとそうじ
浴槽のそうじは毎日しているという人でも、洗い場のそうじはどうでしょう? 皮脂や石けんカス、水あか、カビなどが混在するので、汚れが軽いうちにそうじするのが得策です。
「入浴中にそうじをするのがいちばんラク。掃除用のブラシを手の届くところに置いて、洗い場をササッとこすって。軽い汚れならボディソープで十分落ちます」
細かいところのプチそうじはリスト化を!
「1日1か所だけ」なら疲れない
汚れは気になるけど、ふだんはなかなか手が行き届かないところ、ありますよね。たとえば、玄関の表札、リモコンのホコリ、トースターなどの家電、レンジフード、トイレの手洗い器、家具の脚裏……。細かいところでも、まとめてやるのはたいへん! そこで一度、思いつくままにリスト化しておきましょう。「リスト化したら、できそうなところから始めてみて。1日1つずつなら、それほど手間もかかりませんし、達成感も得られます」
教えてくれたのは……
本間朝子さん
知的家事プロデューサー。時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。テレビ出演、雑誌や新聞などの連載のほか、著書も多数。近著に『60歳からの疲れない家事』(青春出版社)がある。
文/寺本 彩 画像素材/PIXTA
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