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大人のおしゃれ手帖 12月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2024年12月号

2024年11月7日(木)発売
特別価格:1650円(税込)
表紙の人:天海祐希さん

2024年12月号

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【50代からの趣味活】オペラ鑑賞を楽しむための4つのコツとは?

オペラ

皆さんはオペラに対してどんなイメージを持っていますか?
「マナーが厳しそう」、「内容が難しくて理解できないかも」など、ハードルが高いと感じている方も多いと思いますが、実は誰でも気軽に楽しめるエンターテインメントです。
ここでは、初心者におすすめのオペラの楽しみ方をご紹介します!

これさえ押さえれば大丈夫!
オペラ鑑賞を楽しむための4つのポイント

オペラ©Andrea-Ranzi

オペラとは、歌を中心に進行していく物語のこと。
日本語では「歌劇」と訳されるように、セリフのほとんどが歌で構成されています。内容は神話を題材にしたファンタジー要素の強いものから、歴史や恋愛ものまで、バリエーションが豊か。
1600年代のイタリア・フィレンツェで、音楽家や詩人らの手によって作り上げられたとされ、当時は王族の催し物として上演されるなど貴族の娯楽でした。その後、一般公開を行う劇場の誕生とともに民衆に広がり、今では世界中で愛されるエンターテインメントへと発展しました。

数ある芸術の中でも、音楽・演劇・美術など、すべてを網羅した「総合芸術」といわれているオペラには、多くの魅力があります。
マイクを使わずに会場全体へ声を響かせるオペラ歌手の歌声はもちろん、大編成のオーケストラによる生演奏は、一度体験したら忘れられないほどの美しさです。さらに、たった数日の公演のために造られる舞台装飾や衣装も見どころ。荘厳な舞台セットや衣装、小道具、照明など、細部までこだわられていて、作品の世界観をより高度なものへと格上げ。
幕が上がった瞬間からフィナーレを迎えるまで、非日常の体験を味わうことができます。

オペラを楽しむために知っておきたい4つのポイントを押さえて、劇場に足を運んでみましょう!

①全編字幕付きで安心

オペラで使われる言語はイタリア語やドイツ語が多いですが、歌詞やセリフがわからなくてもOK!
字幕があるから安心して観劇することができます。例えるなら、字幕付きの洋画を観ているようなイメージ。舞台の左右にそれぞれ表示されるため、どの席からも読めるようになっています。

②予習がカギ

物語の世界観に入り込むためには、「あらすじ」を事前に予習しておくと◎。
基本的な流れや登場人物が頭に入っていれば、一言一句すべての字幕を追いかけることに必死にならずに済みます。それだけで気持ちに余裕が生まれ、出演者たちの表情や細かい動きも楽しめるように。

③目まぐるしく展開する物語にくぎ付け

物語の背景が複雑でも、難しく考えなくて大丈夫です。
オペラはイタリア発祥の芸術ということもあり、ストーリーが非常に情熱的。ドロドロとした人情味あふれるシーンや、主人公が悲劇的な死を遂げるラストなど、思わず涙が出てしまうことも。日ごろのストレスから自然と心を解き放ってくれます。

④おしゃれも楽しみのひとつ

「どんな服装をして観劇すればいいかわからない」と悩む方もいるようですが、オペラ観劇にドレスコードはありません。カジュアルな装いでもOKです。
「せっかくだからいつもよりおしゃれをしたい!」という方は、ドレッシーな服に身を包み、会場に行ってみましょう。非日常の空間を、より一層楽しむことができますよ!

オペラの魅力は、プロの歌声とオーケストラの生演奏を体感できるところにあります。
世界で活躍する一流の出演者たちが織りなす大迫力のハーモニーに酔いしれて!
事前にキャストのプロフィールをチェックして、推し活を楽しんでみるのもおすすめです。

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